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パセドゥ病(甲状腺機能亢進症の一種)という、慢性疾患と仲良く暮らし始めた、36歳の女性の方が、ご協力くださいました。インタビュー当時、コーチング歴は3ヶ月です。

Q.『コーチングを始めた理由を、教えてください。』

 病気をして仕事をやめて、自分にできること/できないことが、はっきり分かりました。やりたいことはいっぱいあっても、できることがあまりに限られていて、『わたしは何のために、生きているの?』と自分を追い詰めてしまった時期がありました。

自宅で、半年療養をしていた頃は、犬の散歩やスーパーでの買い物も、禁止。心臓が1分間に135回も脈を打つので、不整脈になり、すこし家事をするだけでも疲れて、ソファーに横になる生活でした。

光が頭痛の原因になり、部屋の中でもサングラスをかけたり、そんな状態から、もう一度生きている実感を取り戻したい、社会で自分の役目を果たしていきたい、とわらにもすがる思いでした。

Q. 『実際にコーチングを続けてみて、どうでしたか?』

 コーチであるみきさんと電話でお話して、コーチングが進んでいきますが、実際は、自分自身と対話している感じでした。コーチを通し、自分の気持ちが浄化され、クリアなものになっていくんです。その繰り返しの結果「こころの眼」がひらきました。

座禅をしながら、自分のこころと話をしていると、ポイントで、コーチがふっと入ってくるような感じでした。自分ひとりだと、嫌なことや面倒なことは、眼を閉じてしまいがちです。でも、コーチがいると眼を開けたまま進めて、誘導されるのとは違うし、イメージをよく使ったので、結果的に、五感を使う訓練にもなりました。

コーチングは、広域ロードマップを手に入れるようなもの、でした。今までは、地域のロードマップしか手元になくて、どこに道があり、どうつながっているか、分からなかったけれど、地域のロードマップの後ろに日本地図も世界地図もついていることに、気づいたような感じですね。道がはっきり見えるから、「行ってみよう」と、ワクワクするんです。

いわゆるスキルアップは、資格の学校に行く等、何をしたらいいか、次の 行動や手段が、明確だと思います。でも『いるだけで、周りがお花畑になるような人に、なりたい。』と思っても、どうすればいいか分からないですよね。

『持って生まれたものを、生かして生きたい。』と思っても自分の強みやギフトが分からなければ、どう生かすかにも辿りつけない。そこに、気づいたり、どう生かしていくかをサポートしてくれるのがコーチだと思いました。本当に味方でいてくれるし、二人三脚の道のりでした

Q.『毎回、ほんとうに真剣に宿題に取り組まれてましたね。』

宿題は、例えば「栗ご飯をつくる」など、ありましたよね?電話を切ってから、「なんで、こんなことやるんだろう?」と、疑問に思ったこともありました。でも、『心を無にして、とにかくやってみる』ことを大切にしました。

例えば、栗というキーワードが出てきたら、栗の木を見に行ったり、栗のお菓子を作って、人に差し上げたり、考え込むのではなくて、眼も耳も手も、五感を全部つかって、そのキーワードを味わいました。

そうしたら、『人間は無駄な行動なんて、しないんだ、それぞれに大切な意味があったんだ。』と気づき、色んなサインを見逃さなくなりました。

『宿題の作業をこなそう、とするのではなく、作業を通して意識することが大切だ。』と分かって、アンテナを張る習慣が身につき、ひらめきがどんどん生まれるようになりました。仮にその時、宿題から何も得なかったような気がしたとしても、後で必ず人は気づくんだと思いました。

ひらめきが、どんどん現実とつながって、リアルに色々起きてくると、もうそこからは、楽しくてしょうがなくなりました。

 Q.『コーチングを最大限に生かすため、工夫されたことはありますか?』

セッション前は、A3の紙やカラーマーカーを手元に用意し、パソコンやテレビのスイッチを切り、自分が集中できる環境を丁寧につくりました。セッション中は、出てきたイメージを絵で残したり、キーワードをメモしました。メモしていなかったら、大切なことを70%くらい逃していたかもしれません。セッション後も、さらに清書するくらいの気持ちで、そのメモを大切にしました。

人に相談しても、愚痴にしかならない時もありますよね。そんなことをするくらいなら、『まずは、自分に聞いてみよう!』と思うようになりました。セッションを重ねる内に、『本当に、自分の中に答えがある。』と実感するようになったんです。

キーワードは、自分の中から出てきたものだから、とにかく大切にしたかったんです。そこで、まず、付箋に書いて次に、パソコンに貼って目で見て、それから声に出して読み、それを聞くと、計4アクションで、味わい尽くしました。

 Q.『コーチングを通じて、得たものは何でしょうか?』

コーチングは、場合によっては効果を感じにくいものかもしれないけれど、とても大切なことをやっていると思います。コーチングを通じ、最初に知りたかったことは、適職で、実はそれは得られなかったんです。でも自分の中で大切なもの/生き方、そういう次元のことや、人生とは/わたしの役目は、ということに気づかせてくれました。適職は、あくまでもこれらに付随するものですから、もっと大きなものを得ました。

人間でいったら、背骨や心臓が分かった感じです。それが、驚きでもあり喜びでした。それから、ものの考え方や受け止め方が、変わりましたね。

例えば『今日は疲れたな。』で終わりにせず、『今日は疲れたから、寝る前にヨガをしよう。明日は、こんなに疲れないために、こんな工夫をしよう。』と考えるようになりました。さらに、言葉の力を知り、言葉を以前より、大切に使うようになりました。

コーチングで、いわゆるヒューマンスキルが、アップすると思うんです。

コーチングは、『そんなに深刻には悩んでいないけど、今の生活でいいのかな?』と思う方や、生きている実感を失っている人、就職を考える大学生や、ハードワーカーで目的を見失っている人、人間関係に困っている方に、おすすめですね。

このまま行くと、深刻な悩みにぶち当たる、という方に、予防的な意味で、おすすめしたいです。怪我をしないための訓練として使うのが、いいと思います。

 Q.『最後に、わたしはどんなコーチでしたか?』

感受性が豊かで、発想の引き出しがたくさんあり、声のトーンもそうですが、現実世界から切り離してくれる方です。正直にいえば、厳しいと思いました。使う言葉はやわらかいけれど、使命感のある方です。わたしが『3ヶ月で結果を出したい。』といったので、そこにコミットしてくれてそれが、コーチのやる気として、すごく伝わりました。わたしは学生時代も、厳しい先生が好きだったし、わたしには向いていたんでしょうね。 『いいよ、いいよ。』と言われていたら、わたしも考えなかったでしょう。

セッションが終わり電話を切ると、必ずじーんと温かさが広がりました。

一言一句逃さず聞いてくれて、わたしが忘れていたことも、覚えていてくれて、『もっと適当に流されるかな。』と思うところも、しっかり受け止めてくれて、栗を見て、わたしを思い出してくれたりする几帳面さが、とてもうれしかったです。

みきさんは、比喩やイメージが豊富な方なので、コーチとしてのみきさんをうまく活用しようとするなら、みきさんワールドにドボンとはまるのがいいですね。『30過ぎてるけど、遊園地でキャラクターと一緒に写真撮っちゃうぞ!』のノリで、いくといいです。みきさんは、ものすごく温かいんだけど、決して甘やかさないコーチ。でも、だからこそ、今の充実感があります。一緒に闘った同志です。

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