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25歳の経営コンサルタントの女性が、ご協力くださいました。
インタビュー当時、コーチング歴は半年です。

Q. なぜ、コーチングを始めましたか?

始めた頃は、次のステップに上がりたいけど、何をしていいのか分からない何か変えたいけど、何をしていいかも分からない、そんな時期にいました。だからといって、本当に仕事も大好きで、すごく満足していたし、何もマイナスやネガティブなことはない状態でした。地に足をつけた上で、長期的なビジョンを見たいと思っていて、シンプルに、そのためのヒントが欲しいと考えて、コーチングを始めました。

もともと変化を好む性格で、思い立ったら海外へ旅立ち、旅先で頭の中を整理したり、疲れを癒したりします。でも旅行先だと、好奇心をくすぐる情報が、目の前にたくさんあるので、そっちに目が行ってしまい、それらについて、ずっと考えてしまうんです。直感や思いつきで、パッと動ける一方で、例えば、思いつきで、留学してしまいそうな自分もいるけれど『それは地に足がついてない。』と、感じていました。

一方で、友人や先輩に相談しても、大きなビジョンは見られない。視点が違いすぎて、相談しても『そういうこと考えてるって、すごいね。』で話が終わってしまったことも、ありました。また、職場の上司は、仕事の上で、長期的な視点を持って接してくれるけれど、わたしの人生を長期的な視点から見てくれるわけではないし、それはわたしも求めてない。コーチングは、そうした頃合がちょうど良かったんです。

Q. 実際にコーチングを続けてみて、どうですか?
 

違う見方を知ることや、自分の発見も楽しいし、なんとなく思っていた感覚が、言葉になって表にポンと出てくるのが、楽しいです。例えば、『わたしは動くことで、エネルギーが上がる人だ』となんとなくは思っていたけれど、実際に言葉になって、可視化されて、体系立ってくると面白い!毎回違うテーマについて話しているようで、辿り着く先は、いつも自分が大事にしているもので、点が線になっていく。大事なものは表に現れるし、底でもつながっている、そういうことを実感するのが、面白いです。

過去に、自分のやりたいことを見失った時期がありました。その頃は、つまらなくて不安で、洋服もブランド物を着て、他人基準で生きていました。そういう時間を存分に味わって、『次のビジョンを、ちゃんと見ておく方が、楽しいな。次が見えていると、心構えも気づきも全然違うし、後々の自分にとっても、プラスになる。』と、思うようになりました。

次のビジョンを見たくて、コーチングを始めましたが、自分の「武器」が見つかったのは、思わぬ産物でした!「武器」は、自分の特性のような迷った時の指針になるもの。もちろん、人は変わっていくけれど、比較的変わりづらくて、応用が利きそうなものが「武器」です。それがいくつか見つかって、『未来は分からないけど、これを使って生きていけばいい。』と、分かりました。

Q. コンサルタントとコーチは何が違いますか?

わたしがコンサルタントなので、周りにコンサルタントはたくさんいますが、感覚や勘で察知した時に、それをコンサルに言うと、『それはなんでそうなるの?』とか、理論や理由を求められるケースが多いんです。

わたしの性格を分かってくれる人は、なにか理論があるんだろうと、理論との紐付け作業をしてくれるけど、感覚で話をしてくれる人はいないです。『感覚で進めていいんだ!』と思ったのは、コーチングが初めてでした。

コーチは、感覚の裏にあるもの、次の感覚まで引っ張り出すけれど、それをするコンサルはいないですね。みきさんが感覚をOKしてくれて、気づいたのは、今までのわたしは、感覚を辿ることを一生懸命やっていたけれど、感覚を深めることはしてこなかった、ということでした。

それは、悔しさにもつながりました。考えている方かなと、自分では思っていたのに、質問されて、答えが出なくて『あれ?』って行き詰るのが、悔しくて新鮮でした。自分の中に未知の世界があった!と思う反面、まだ耕していない場所があったなんて…と、悔しかったんです。

 
Q. 週3回はタクシー帰りと、忙しいのに続けられた理由は何ですか?

忙しいのは、目の前の仕事などに追われて忙しいだけで、コーチをつけたそもそもの目的が、「地に足をつけて、長期的なビジョンを見る」だったからです。『仕事が忙しくてえらいね。』と声をかけてくれる人は、周りに結構いるけれど、忙しさを知った上で、違う言葉をかけてくれたり、長期的な視点で見てくれる存在を求めていたので、コーチングを始める前から、目の前の忙しさを言い訳にしたら、前には進めないことが分かっていました。忙しさは分かった上で、日常にコーチングを組み込みました。

仕事柄、別のことを考える時間が長いけれど、頭はひとつしかないから仕事で脳みそフル稼動になると、考える容量のスペックが、どんどん仕事用に使われていくので、意識的に、目の前の仕事以外の、自分の人生について、大きな視点から見る時間を、大事にしようと決めていました。

みきさんにお願いしたからというのもあって、感覚ですすめてOKだったり分かりやすい比喩を使ってくれたり、全然自分とは違う見方を提示してもらえること自体が、自分にとって価値だし、新鮮で楽しいんです。

Q. わたしはどんなコーチですか?

優しいようで、手厳しい。はじめは、話し方も声も相槌の打ち方も、すごく優しいし、感覚で話しても受け取ってくれて、否定しない、大きな存在で優しい母のような存在だなぁ、と思っていました。

でも、わたしも怠けることがあるし、ぐだぐだするし、自分でも進んでないと思っていた時期に、『それって、本当にそう思ってるの?』とピシャっと言われて、『やっぱり分かってるなぁ。見透かされてる。自分でも分かってるんだよ。進んでないの、分かってるんだよ。痛いとこついてくるなぁ。』と、思いました。

そこは甘んじない、という厳しさがありました。ちょうど仕事が忙しい時期で、夢でも仕事の夢を見ていた時期で、多分どこかで甘えたかったんです。色々言い訳ができた時期でした。でも、そこで本当に優しくされたかったかというと、そうじゃなくて、今考えても、忙しさが一段落した時にも、それでOKだった、と思いました。

みきさんは、コーチというパートナーだけど、恋人のように、相手の人生も利もあるから、バランスを考えて、譲ったりガマンしないといけない相手ではありません。ずっと一緒にはいないから、一定の距離があるパートナーでわたしの利だけを考えてくれます。人に初めて話すことも、決めつけずに聴いてくれる、瞬時的理解者ですね。

普段、一生懸命話しても、相手に理解されなかったり、わたしの中では単純明快なことを話しているのに、『難しい』『複雑』と返されることも多い中で、抽象的な話ができて、それを理解してくれます。感覚で話しても、受け取ってもらえるし、分かりやすい比喩を使い、思考がジャンプするきっかけをくれます。こういう話ができることも、理解してもらえることも、理解のスピードも、結構いない…だいぶいない、重要で稀な存在です。

Q. 初めてコーチングを受ける人に、なにかアドバイスはありますか?

あまり気負わなくていいと思います。難しいことを話すわけでもないし。難しい話もできるけど、感覚でしゃべっていい場です。ただ、愚痴をいう場ではない。愚痴は出してもいいけど、その先にあるものを見つけようとするのが大事で、そういう心構えで利用するといいと思います。

コーチングは、カウンセリングではないので、「より良く生きる」が前提にあります。わたしも愚痴を言ってた時期はあると思うけれど、セッションがずっと愚痴で終わることは、なかったです。

感覚としては、『日々の引っ掛かりを、考えてみたけど、分からないからみきさんと相談しよう。』『仕事が忙しくて、引っ掛かりを考え詰めたいのに、時間が取れないから、その場にしちゃえ。』そうやって使っています。

日々の引っ掛かりを貯めて、一度に旅行先で考えようとしても、日が経つにつれて、「どこかに潜ってしまい、引っ掛かり自体を忘れてしまう。」となると思うんですが、コーチングを受けていると、日々の引っ掛かりをないがしろにしなくていい、そこもコーチングをやっていて良かった点です。

今のわたしは、ビジョンがある程度見えたので、定期試験みたいな感じでチェック機能として、コーチングを利用しています。『年始に目標掲げたけど、結局できなかった。』になりがちな自分にとって、すごくいいこと。やっぱり忙しいと、どうしても埋もれてしまうことがある、かといって自己啓発は苦手なんです。自己啓発は、自己満足で、視野が狭く、発展性が薄くて、全部同じパターンになる感じがします。学生時代に、コーチの知り合いがいて、セルフ・コーチングに関する本を読んだこともありますが、自己啓発とセルフ・コーチングの違いが、よく分からなくて。

やはり、目の前にコーチという、自分と全く違う人生を生きてきた人がいるコーチングは、自己啓発と違って、カスタマイズしてくれるし、場面ごとに臨機応変に対応してくれて、いい意味で流動的で、新鮮でいいです。

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