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26歳の女性の学生さんが、ご協力くださいました。
インタビュー当時、コーチング歴は4ヶ月です。

Q. 『まず、「コーチをつける」ことを選んだ理由は何ですか?』 

2007年は、自分の人生の色々な領域で、本当に色々なことが起きました。起きることはしょうがないと思うんです。ただ、うまく対処できる自分じゃなかった。がむしゃらにやるだけやって、疲れちゃって、結果を出せていない自分に、不器用さを感じていました。

そして、その不器用さは「1. 今のことしか見えてない 2. 色んなことを怖がリ、結果的に本当はやった方がいいことをやれてない」の2点から来ているなと、思いました。
  
「がむしゃらに踊り、踊り切りました!」ではなく、「踊りをいかに充実させるか」「自分の生活という踊りを、いかに上手く踊るか」へそろそろシフトしたいなと思っていました。

外部の状況は、簡単には変えられないけれど、その中でうまく生きていく泳ぎ方が多分あって、自分でそれを見つけるというより、運動神経の悪いわたしには、自分の泳ぎ方の癖を見てくれて、技を教えるのではなく人としてのわたしを見てくれる相手がいた方が、いいなぁと思ったんです。

今までは、「年が明けたら変わるかもしれない」とか、外部要因に全てを委ねていた気がします。天災はしょうがないとして、人災からの影響を低減したり、人災そのものを防ぐ。「濡れてもいいから目的地に行こう」ではなく「いかに濡れずに快適に目的地に辿り着くか、という選択肢」にコーチングを知ったことで、気づきました。

状況に流されるままの過去に別れを告げ、「状況が変わらずとも自分が変化していくことで、自分の中の受け取り方が変わる。その方が自分にとって、大事なんじゃないか。」と思った時に、すごく肩の荷が下りました。自分の人生が戻ってきた!消費される人生とは、これでさようならだと。こうした一連の流れの中で、コーチをつけることを、決めていきました。

Q. 『実際にセッションを始めて、変わったなと思うことは何ですか?』
 

セッションの時間以外でも、自分の中で、がーっと来るような喜怒哀楽の中に、みきさんという冷静な視点が加わりました。みきさん自体が、もう1人のわたし、というイメージが湧くことがあります。第二のわたしが話しかけてくる感じで、感情が動く中でも、いつも冷静な視点がどこかにあります。

だから、目の前でトラブルが起きても、本当に自分のこれからを左右する一大事か、それとも大したことじゃないか、冷静に考えられ、焦らなくなりました。

「自分を運転する」感覚がついてきました。今までは、自分自身が車だったのが、今は自分が運転席にいて、コーチが助手席にいます。ちょうど教習所に通っている時期、に当たるのかもしれません。路上運転中です。 「危ない時は、声掛けるしブレーキも踏むから、ぶつけてもいいから取りあえず、車走らせてみよう!」みたいな感じです。
 
今までは、石橋を叩きすぎて、壊してしまうこともありました。「やってみる」ことを、今までしていなかったという気づきと、「やってみるって楽しい!」が、湧き続けているところに、今のわたしはいます。

 
 Q. 『セッションの時間そのものは、どんな時間ですか?』

まず、自分の中で考えていたことを出せる、いいきっかけです。カウンセリングでも何でも、自分の中で起きていることを書き留める作業は、大切にされると思いますが、それをしながら、さらにコーチが横で見ていてくれるので、1. 自分の中にあるのに、気づいていなかったこと 2. 目を背けていたこと を冷静に捉えられます。抱えているものを、吐き出すのを手伝ってもらっています。

さらに、そこからどうしていこうかという時に、躊躇して、本当はこうした方がいいのに、できないって、自分を決め付けてしまうことあると思うんですが、「いや、行けるよ。」「行くためには、こんな方法もある。」と、実際に自分が動き出すために、背中を押してくれる時間でもあります。次のセッションまでうまくドライブするには、というところを見ています。

Q. 『コーチングを他の何かにたとえると、何でしょうか?』

ピラティスです。負荷をかける、ジムでやるような筋肉のつけ方とちがい自分の体の芯をつくり、無理なく動けるようにしていくために、深層筋を鍛える。自分を知った上で、どう動くかの軸をつくっていくという意味で、ピラティスと似ていると思います。
 
見えない筋肉なので、動いていることを目で確認するのが難しい筋肉で、すぐには鍛えられないけれど、時間をかけて鍛えていくと、色んなことができるようになっていく。コーチングも「今日コーチングしたら、明日から180度人生が変わりました。」というものではないと、思います。でもその筋肉を鍛えておくことで、色々な状況において、自分なりにどんどん行動できるようになっていく。自分の行動が変わると、周りも変わってきます。

普段、健康について研究していて、やっぱり100%健康なひとはいないし、健康を過信しているひとは、かなり具合が悪くなってから、病院に行って結局本当に悪くなっちゃうことが多いので、そうなる前に、気軽に「もうひとりの自分としてのコーチがいる」という状況を、体験してみたらいいと思います。

普段、澱みやわだかまりを感じていたり、自分の世界が狭いと感じている方は、たとえ1回でも受けてみることを、すすめます。

Q. 『学生がコーチングを利用する、メリット/デメリットは何でしょう?』

デメリットは、金額ですね。そして、学生に限らず、「コーチングを受ける=自分は、他人に助けられないと生きていけない、弱くてダメな人間だ。」と思う方は、いらっしゃるかもしれないですね。

でも、たとえ1回でも、健康チェックみたいに、自分の今の状態を把握するのに、学生も、特に就職活動中など、利用したらいいと思います。色々と業界を見たり、OB・OG訪問も楽しいけれど、やはり「自分の行きたい業界にどうやって自分をもっていくか」「業界ではなく、このままの自分をいかす職場に出会いたい」など、無駄なく実現したいですよね。よく「自己研究しなさい」とか言われますけど、正直、与えられた本の通りにやって出てくる自分は6割くらいでした。人に会って話してみて、返ってくる答えの方に、本当に探るべき自分がいました。

OB・OG訪問は、業界を知るという側面もあるけど、自分の出した答えに対し球を返してくれるという期待もあります。ただ、全員が会ってくれるわけではないし、全員が球を返してくれるわけではありません。だから、確実に球を返す存在を確保するという意味で、コーチングを試す意義があります。

そうやって気づいた自分は、就職活動だけでなく、論文を書いたり、研究室を決めたり、色んな人生の側面で生きてくると、感じています。

会社では株主のために働くようなところ、自分ではなく、会社にとって利益を出す必要があるので、色々試して失敗しやすいのは、学生です。だから何を試していないかを探る上でも、新たな視点を提示してくれる、コーチという存在は、学生にとっても有効だと思います。

Q. 『最後に、わたしはどんなコーチですか?』

「こういう動きや踊りをするために、絶対にこれをやらないといけない。」と言われたり指導されるのではなく、「人間の体は、ひとりひとり違ってあなたの体なら、こうするとこの動きができるようになる。」というのを一緒に考えて実践してくれるひと、という気がします。
 
「こうしないとこうなれない」ではない、わたしの好きな厳しさをみきさんは持っています。わたしをちゃんと見た上で、必要なことを言って下さっているじゃないですか。無責任なきびしさではなく、責任感のあるきびしさを感じるので、信頼していける分、きびしいのはきびしいんですけど、決して嫌じゃない、やさしさのある厳しさです。

友人相手だと、「こんなことを言ったら、嫌われちゃうかも。」とかありますけど、コーチとは、ビジネス上のクールな関係だから、「自分がある程度投資している以上、元を取ってもいいんじゃない!と、アグレッシブな姿勢で関わっていけるし、どんな自分でいても大丈夫、と安心して関われます。

そして、一度完了しても、「こういう時は、コーチに話してみればいい。」と分かっていると、それだけで、今後の安心感がちがいますね。

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