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2012年 2月1日水曜日 朝日新聞夕刊より
アメリカのメリーランド州(東部にあり、ワシントンD.Cに隣接する)で、「自動車が行き交う高速道路を横切るため、多くの野生動物がその下を通る排水路を利用している」という実態が、メリーランド大学環境科学センター(University of Maryland)の調査で、分かったそうです。
2012年1月までの「約2年間で、アライグマ、バージニアオポッサム、アカギツネなど多くの動物たちが、排水溝を利用して道路を横断していた。(中略)排水溝を利用していなかった動物は、ボブキャットとアメリカクロクマ、コヨーテの3種類だけだった。(中略)州内に生息するほぼ全ての哺乳動物が、排水溝を利用して高速道路を横断していた。」そうです。
◆ 排水路の利用例
・アライグマ:  246か所の排水路で24,800回、野生動物撮影用赤外センサーカメラにて確認される。
・バージニアオポッサム: 103か所の排水路で2169回、野生動物撮影用赤外センサーカメラにて確認される。
・アカギツネ:66か所の排水路で、928回、野生動物撮影用赤外センサーカメラにて確認される。
◆ 意外な利用者
オジロジカ(頭が天井につかえそうな大きさ)、オオアオサギ(空を飛べる鳥)
この調査は、「州内の高速道路で起きる車両と野生動物の衝突事故による死者は、毎年200人以上に上る。また動物の犠牲はさらに桁違いに多い。」ことをうけて、メリーランド州高速道路当局が資金を出して、行われたそうです。
こちらに、この記事の元ネタになっている、AFP通信の2012年1月3日の記事があります。
アライグマが、汚い排水路にどっぷりつかっている姿に、あなたは、何を思うでしょうか?
人間の選択と創造の力を、動物や植物のために、どう使うと、あらゆるいのちにとっての「希望」を創り出していけるでしょう?