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すべての後進を育てる方に、木村さんのりんごのお話を、ご紹介します。

ご自身の体が、農薬に拒否反応を示したことで、自然農法で、りんごの栽培を始めた木村さんですが、りんごは、病気や害虫にとても弱く、一切農薬を使わないこと自体が、非常識なことでした。

でも、今、木村さんのりんごは、二年置いても腐らず、そのままいい香りで、枯れていくりんごとして、有名です。

リンゴの木が育ちやすいような環境をお手伝いしているだけと、益虫が害虫をたべるそのバランスだけ、目配りし、600本のりんごの木に、酢の手残布で病気を食い止めるそうです。車で酢を散布すると、畑の土を固めてしまうと、すべてのバランスが狂い始めるそうです。年に2回草を刈り、草を刈って土の温度が変わって、初めてりんごは季節の変化を知るそうです。木村さんは、「りんごの木に、季節の変化を教えてあげる」が、仕事だと仰います。文章だと、さらっと流れますが、30年前に始め、はじめの8年間、リンゴは全く実らず、無収入の日々をたえて、お子さんも奥さんも、りんごの木も、木村さんも、みんながんばっての結実です。

木村さんが大事にすることは「育てない。手助けするだけ。愛こそがすべて。バカになれ。」だといいます。「技術は心が先に伴ってから、後からついてくるものですよ。主人公はりんごの木なの。ねぎらいの気持ち、りんごの木に伝えて下さいよ。」、木村さんは弟子に話します。すべての「育てる」立場の方に、響くお話でしょう。