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多くの人がとりあつかいに悩む「気持ち」は、「赤いリンゴがテーブルの上にひとつある」といった事実そのものからは、生まれません。それをみて、解釈するから「気持ち」は、ようやくオギャーと誕生できます。

美大を目指していた人は、がんばっていたあの頃を思い出して、甘酸っぱい「気持ち」になるかもしれませんし、かぎっ子だった人は、おうちがシーンとしている中でりんごがポツンといる、さみしい「気持ち」になるかもしれません。リンゴ大好きな人は、やったぁ!という「気持ち」になるかもしれません。

たとえば、あなたが「〆切からして、できているハズなのに、できていない」お仕事を抱えて、焦ったり自己嫌悪に陥っているとします。事実だけみるなら、ただまだ新品の仕事がそこにある、というだけです。

そして、事実だけをシンプルに観た時、多様性のなんたるかが、初めてわかるのです。