その罪悪感は幻でした。

愛してやまない親が苦しい状況をみると、子供は「自分が悪いんだ」と思いはじめるようになります。

「わたしのせいで、大好きな人が苦しんでいるんだ」これは、強力なbelief/思い込みとして、働きます。自分が今ここに存在していることの罪悪感に、なっていきます。

この罪悪感は、不意に押し寄せる「死にたい」「いなくなりたい」「消えたい」という感覚として、あらわれます。泡のように、確かにあったのに、比較的すぐ消えてしまいます。自殺願望などとは、全く異なる類のものです。自分でも、なぜそう思うのか、よくわからずに、不思議に思ったりしますが、何度も思います。社会的に成功していようが、経済面で潤っていようが、炭酸水をおいておくと泡がぽこっと浮いてくるように、とにかくそう思ってしまいます。

この自分でもうまくつかめないような罪悪感を感じずにすむ方法が「人のケア・世話・面倒をみる」です。その瞬間は、「わたしはここにいていい」という感覚を得られるため、相手の領域に入り込んでまで「人のケア・世話・面倒をみる」をします。また「人のケア・世話・面倒をみる」をしている時だけ、シャキッとしたり、輝いたり、矍鑠とします。

小さな子供でも、よく周りの面倒をみながら、急に暴力や万引きなどの、一般社会で「問題」とされる状態を引き起こす子がいますが、これです。わかりやすく「わたしは生きていていいの?」「お母さん、わたしが邪魔?」のように、現在地を伝えてくれる、利発な子もいます。その子が問題なのではなく、連鎖してしまったものを、その子があぶりだしてくれただけです。大抵そういう子は、感覚が鋭いです。その子が厄介な問題児なのではありません。

生きている実感が得づらくて、かさぶたを剥がすなどの痛みを味わう行為を繰り返したり、洗剤による手荒れがひどいのに手袋やハンドクリームをしない形で、自分を放置する人もいます。本人にとっては、なぜかハンドクリームを塗ることを思いつけないのです。

すさまじい自己否定(存在否定)の中、お世話やケアにより、自分に利用価値を見出しては、息も絶え絶え生きている状態です。大げさではなく、この状態から回復された方は後々、そう振り返られます。

ここでのポイントは「その罪悪感は幻でした!」ということです。現実だとおもってきたものを、急に幻といわれても、受け取りづらいかもしれませんが、罪悪感の破片を見つける度「その罪悪感は幻でした!」と自分に伝えてあげることで、今までの苦しみ(つまりは壮大な幻)から抜けて、「へ、今までのことは、何だったの?!」となる方もいらっしゃいます。

罪悪感を連鎖させないというのは、great workです。罪悪感は実は戦争の源でもあります。人間は、神を利用してまでお互いを罰したがります。ぜひみなさんに取り組んでいただきたく、ご紹介しました。

あなたが、罪悪感という幻に支配されるのは、2013年いっぱいにとどめてしまいましょう。2014年は幻でなく現実をいきるあたらしいあなたで、あたらしい一年を描いて、生きましょう。