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こんにちは、吉野実岐子です。

コーチング・セッションを通じて、最近焦っている方が多いなぁと思っていました。実は、焦る人は、勝負していないんです。未知のギリギリのところで、勝負している人は「ゆっくりでも、止まらなければ、けっこう進む。」という発想になっていきます。(リンク先は、宇宙工学者の國中均さん)

止まらずにすこしでも続けていくと、思いの外、遠くまでだって行けることもあったり、思いがけないプレゼントに感じる経験も、降ったり生えてきたりするように、感じます。

料理研究家の行正り香さんが、お嬢さん二人にピアノを習わせる時に「毎日練習をするとも期待もできないし、自分が練習をさせることもできません。ただ、音楽に触れる時間が一週間に一度ほしい。音楽は人生を豊かにしてくれる親友となる存在だから。長い時間をかけてそれだけ教えてください」と、お願いしたとブログで書かれていました。

そのために、ピアノの先生も、古典的練習曲より、メロディーが美しい曲を弾かせてくださって、お嬢さんたちはもう6年ピアノを続けて、二人とも音楽が好きになったそうです。行正さんは「将来、ブルーノートやコットンクラブ、武道館に行く仲間になってくれるかもしれません。かーさん酔っぱらったら、きっと二人で支えてくれることでしょう(笑)。」と、書かれていました。

ギリギリのところで、未知の世界で少しでもクリエィティブに動いている人ほど、根性論や能力の差のお話ではなくて、続けることの価値を、上のお二人のような形で、表現します。焦ったり、辞めるかどうか悩む人は、まだまだ余裕がある(=今を生きていない)とも、言い換えられます。

怒りも悲しみも悔しさもなにもかも否定せずに、今を生きようとする時、人は必ず続けていく道を選んでいくものです。