Tags

おはようございます、吉野実岐子です。

今日で小正月も終わり、年神様が帰って行かれますね。地域によってはどんど焼きをしたり、小豆粥をいただくお家も多いでしょうか。わたしもこの後、小豆粥を頂きます。

さて、江戸時代がしっくりきていた時期があり、当時の木でできた入れ歯を実際見た時は、感嘆しました。土台は主にツゲの木が使われ、歯はろう石・象牙・動物の骨を使い、三味線の糸でひとつひとつ歯を固定して、奥歯は力が加わってもいいように、金属のびょうが打ち込んであるんです。

入れ歯の歴史自体は、ヨーロッパでは紀元前4~5Cからあるものの、ヨーロッパでは見た目重視で改良されていき、日本のように上顎に吸着して、実際に物をかみ砕ける入れ歯は、発明されていなかったそうです。

入れ歯をつくる過程は、今の歯の詰め物をつくる過程と似ていて、はじめに温めて柔らかくした蜜蝋で型をとり、その型をみながら、木を彫っていくのだそうです。そして、蜜蝋の方に紅をつけては、木でつくりつつある型と合わせて、ズレを修正していき、さらにできあがると、口の中に紅を塗ってもらって、入れ歯を装着し、色がついた部分を削っていったようです。削る時には、サメの皮・トクサ・ムクの葉などを用いたそうです。(ネタ元はこちら

むかしの人は、塩・茄子のヘタの黒焼きで歯磨きをしていたのかと思ったら、江戸期には歯磨きの習慣がない家も多く、入れ歯をつくる職人さんが、歯について啓蒙活動まで、担っていたようです。江戸期には、房楊枝(木の先端をやわらかい房状にしたもの)を歯ブラシに、房州砂(砂と香料を混ぜたもの)を歯磨き粉につかっていたようですね。

昨秋、歯について、日々の習慣を見直しました。そこから、ドミノ倒しで、色々な習慣を刷新しています。小正月も終わる今、色々なことをリセットして、またここから新しい息吹を人生に吹き込んでいきませんか?