Tags

,

朝から熱い日本茶を(汗をかきかき)飲めるほど涼しい日もあって、過ごしやすいです。おはようございます。吉野実岐子です。

「昔からお金はあって、それは貝や石の形をしていました」と、まるで昔から貨幣経済の仕組みが、主流としてあったかのように印象付けられながら、習った記憶があるのですが、実際は逆なんですね。

今でも地域通貨やポイントのような、貨幣経済を補完する何かは存在していますが、補完にすぎないのです。ところが、かつては貨幣の方が、補完で決して主流ではなかったのです。ポケットにじゃらじゃら貝を入れていたわけではなくて、それがお金という形をとってからも「秋に収穫したら、それで払うね」の方が主流で、どうしてもそういう信用をベースにしたツケがうまく立ち回らない非常時に、貨幣の出番となっただけのようです。

つまり、非常時に何とかしてくれる頼もしいものが貨幣で、だからこそ10円は10円以上の価値を持っていたそうです。

それが、貨幣をつくる色んな材料がわっさわっさ掘り出されて、鉱山からは採掘して岩盤が動くから岩が酸化してそこを通る水が、真っ赤な酸性水として流れ始めた頃に、みんながポケットにじゃらじゃら貨幣を入れられるようになって、それでこちらが主流になったそうです。

非常時用だった頼もしいものが主流になって、いつしか不安を掻き立てる原因になり果てる、それはお金も携帯電話も同じだと思うのです。そして、それはお金だけがそうではなかったことが表すように、人間がそうなり果てさせただけだということが、わたしたちが毎日考えるべきテーマの一つであることを、表してくれていると思います。