目に見えない世界を排除=非現実的。

「現実が何か」を、理解できていますか?おはようございます。吉野実岐子です。

現実とは、肉眼でみえる世界と肉眼でみえない世界の二つからできています。つまり、肉眼で見えない世界を排除するのは、非現実的です。また「肉眼で見える世界は、災害やテロリズムやたたかいに満ちてひどいけれど、わたしは肉眼で見えない世界では守られている」といった物語も、非現実的です。

肉眼でみえる世界がこれだけうまくいっていないのに、肉眼で見えない世界はうまくいっているなんていうことは、ありません。肉眼で見えない世界が写真のネガ、肉眼で見える世界は現像済みの写真と、たとえられるでしょう。

「気のせい」「お気に入り」「気が済んだ」「気が乗らない」「気が合わない」といった具合に、肉眼で見えない世界をあらわす表現は、現実で多く使われています。例えば、「気のせい」は思い過ごしの意でなく「気」のせいですし、「お気に入り」はぐっと集中したから自分の気が入ったものです。

非現実的な排除すべきものではなく、現実的な内包されるべきものだからこそ、肉眼で見えない世界をあらわす言い表す表現が、既にあるのだと受け取ってみてはいかがでしょうか

みなさん今年は、肉眼で見える世界だけではなく、現実そのものを生きてください。