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おはようございます。吉野実岐子です。

名張で迎えた初めての春、やはり驚くことがいっぱいです。紅葉も、山の紅葉をひきで見ましたが、桜も山に一本だけ生えているのを見つけたり、遠くから河原に生えているのを見つけて、後日ピンクの群生に向かって歩き、近くでも楽しむような感じでした。

京都の時は、みなさんお庭が凝っていらっしゃって、紅葉も桜も梅も、家の中から堪能できる、借景ありがたし!の日々でした。名張は、手の入っていない田舎なので、洗練とは真逆の地です。先日、奈良でベーグルが売られていることに感動したくらい、物もありません。桜も紅葉も、真近でしげしげ眺めるのではなく、あくまでもひきで、どーんと山の一部として見るこの感覚は、庭木のような人工とそもそもの自然とを、自分の中で際立たせてくれて、それはとても面白い感覚です。



(撮影は、2017年4月15日)

さらに驚いたのは、アグレッシブな燕でした。京都でもツバメはたくさん見かけました。しかし、どちらかというと、蛇行して飛ぶツバメや、巣に餌を運んでくるツバメや、電線に止まっているツバメをみていたので、可愛いさが、心象として強かったのです。ところが、名張では羽虫が出てきて数日後には、ビュンビュン飛び始めました。直線的に猛スピードで飛ぶそのアグレッシブな姿は、ハンターそのものです。必死で生きる燕の自然な姿には、なんだか涙が出そうになりました。力強いんです。

引っ越してきたばかりの頃、タクシーの運転手さんに「この辺は冬が長いから、衣替えも遅いんだよ」と、教えて頂きました。京都市と比べると、常に3℃ほど低く、冬の最低気温は-5℃の日も多くありました。雪はコントかと思うほどさっさと溶けますが、気温だけで見ると、北陸地方の主要都市より常に寒かったのです。当然、京都市よりも寒かったです。まだまだ初めての春は続くので、どんな驚きが待っているのか、楽しみに待とうと思っています。