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ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか?おはようございます。吉野実岐子です。

過覚醒という言葉自体は、おそらくみなさんにとって聞き慣れないものでしょう。しかしながら、その状態の詳細を知ったら、驚くほど慣れ親しんだものであると感じる方が多いのではないかと推察します。

過覚醒のとき、瞳孔が開き心拍数が上がり、アドレナリンとコルチゾールがどばっと出ています。この状態に入ると、いつも緊張するし、イライラします。そして実は、深いところでは、この緊張状態をとくことの方に、こわさを感じていたりもします。なかなか寝つけなかったり、途中で起きたり、集中し続けることが難しかったり、驚きの表現が大袈裟だったり、「そんなに?」というくらい警戒したり、怒りやすくなります。

かつて、ちゃぶ台返しするような「キレる」父親がいたことは、イメージとして一定程度浸透していると思いますが、おそらく過覚醒の状態にあったのではないかという推測は、戦後という時代背景を鑑みるに、一定の妥当性を持つと思います。過覚醒は、PTSDの主な症状の一つであり、父親の厳しさでもなんでもありません。そして、もちろん女性にもみられることです。

つまり、ああいう父親像に近い振る舞いや状態にある人は、PTSDの可能性を検討してもいいし、周りの人はそんなにも傷ついていたという認識を持っていくことが、お互いの助けになるでしょう。PTSDを発症後は、いわゆる第三の眼の奥辺りにある、眼窩前頭皮質が萎縮することが判っています。

ほんの少しでも過覚醒の状態(症状ではない)にあると自覚できた方は、ノンカフェイン生活・白砂糖オフ生活から、スタートしてみてはいかがでしょうか?何よりも、ただあなたは傷ついていて、そのことを自覚できないままだっただけなのです。