Tags

小学生の時分は、30℃超えの少ない真夏日が楽しみでした。おはようございます。吉野実岐子です。

北半球の五月〜十月にも、湯たんぽを使うといったら、皆さん驚くでしょうか?地域差はありますが、日本列島の本州の多くの地域では、コートや毛布とさよならしている時季です。

しかし、使い方は冬のそれとだいぶ違います。冬は基本的に身体全体を温めます。しかし、五月〜十月は湯たんぽの温度も下げますし、布団に湯たんぽを入れっぱなしにすることは、まずありません。

気象変動で、朝は早春、昼は真夏の気温になったり、一週間以内に三つ季節が同居したりすると、身体は固めたり緩んだり、骨を左右に動かしたり、捻ったりを、非常に細やかに、高頻度で動き自ら調整をはかります。崖崩れの起こっている山あいの細い道を、奇跡的に通り抜ける大型ダンプカーのような難儀を、身体は引き受けてくれて、あなたをいかしつづけてくれています。

スーパーや電車では、晩秋並みの寒さですし、クーラーが吹きつければ、不自然にその箇所を縮める他ありません。隣にタバコ臭い人がいたら、呼吸は浅くなり、目の前の人が妄想していたら、またそこからけがれた気や冷たい気がぶわっと出たりぽとっと落ちたりして、身体はさらに縮む他なくなります。

こうした積み重ねで、身体は複雑なケアを必要とする状態に、追い込まれます。暑い暑いと思いながら、お尻はぎょっとするほど冷たかったり、ふと触った背中上部の表面でなく奥が冷えて雪見だいふくのようだったら、湯たんぽはあなたを助けてくれるでしょう。

まずは、掌と頬、掌と鎖骨下、掌とお尻、掌と腰、掌と太もも裏、掌と足裏のあたたかさを比べて、どこが一番あたたかく、どこが一番冷えているかを知りましょう。これは毎日変わります。

そして、一番冷えているところから、湯たんぽを最大15分当てていきます。緩んで眠くなってきたら、上手にできています。肌表面は汗をかいても、深部に気持ち良さがあるなら、やって正解です。ちなみに、湯たんぽといいましたが、わたしは以前にもご紹介した”R&R Soft Cold/Hot Pack “を二つ持っていて、時に同時に使います。薄いし軽いので、身体のどの箇所にも使いやすいです。

そして、何らかの事情で湯たんぽは無理なら、薬湯にはいりましょう。この場合は、温泉より薬湯が効きます。お子さんには大不評となること間違いなしですが、一発で元気になる人も多い薬湯です。ぜひ、試してみてください。

この他、足裏と肘の冷えには、それぞれ足裏と肘湯が効きますし、外泊にはめぐリズムがもってこいです。ぜひ、この夏はあえて湯たんぽと薬湯を、取り入れて、元気にご機嫌にお過ごしください!