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初冷やし中華でした。おはようございます。吉野実岐子です。

盛るから、魅力が消えるのです。お化粧や似顔絵という文脈でお伝えすると、みなさんは受け取りやすいでしょうか?「もっとここがこうだったら」を、どんどん形に落としていくと、どの顔も似たり寄ったりになります。自己満足度は上がっても、客観的に見ると、魅力は減っています。

何よりも盛った過程を知っている自分は、自分の顔を見て作り物のようだと感じることを止められず、せっかくの努力が逆に引け目を生んでいきます。「これがわたしの顔です」と、堂々と言えなくなります。心がくすみます。さらに、魅力が減ってしまいます。

実は「もっとここがこうだったら」と思うブサイク要素を隠さないことが、魅力を高めます。ブサイク要素は、人の注目を集めます。美人は三日で飽きるけれど、ブサイク要素があると、毎日だって何年たっても目が行くのです。そういう特色を薄めていいし、ソフトフォーカスにしてもいいけれど、隠すのは止めるのです。お化粧で言うなら、隠したいそのシミ、その存在感をあえてほんのり残しておきましょう。

人は必ず老います。それは、あったものが失われていく過程でもあります。シミができ白髪が生えるプロセスに抗って、盛って盛って、イリュージョンのような今をつくりだせば、魅力も自信も特色も全て減ってしまいます。盛ると、それらは消滅していきます。

あったものが失われた事実を、ブサイク要素を、気に入らない特色を、ほんのり残して、残りは凛とした気持ちでカバーすると、気持ちも若々しく、目の離せない魅力たっぷりの人になっていけるのではないでしょうか?

ちなみに、上を比喩として読めば、会社・地域など、色々なものに当てはめて考えられます。