Tags

赤紫蘇の塩漬けもつくりました。おはようございます。吉野実岐子です。

手のひらで何かをつかんだり触って、その何かの特徴を捉えることはあっても、手の甲で同じことはしないですよね?例えば、子供の背中をトントンする時に、手の甲が子供の背中に触れるように、そうすることはないでしょう。寄ってきた猫を撫でるときに、あえて手の甲で撫でることも、あまりないでしょう?

同じように、握手代わりに、背中をすりすりして相手の背格好の特徴をつかんだり、服の素材を確かめようとわざわざ二の腕の内側で服を触ったりもしないでしょう。

手のひらで触れば自分の外に意識が向いて、背中や二の腕の内側や手の甲で触れば、自分の内に意識が向くとも言えるでしょう。前者は客観的、後者は主観的になるのです。

例えば、自分の背中に自分の手のひらで触れたとき、手のひらが得る感触の方に意識が向きやすいでしょう。そこをあえて、背中を手のひらで触りながら、背中が得る感触の方に意識を向けてみましょう。二の腕の内側に手のひらで触れながら、二の腕が得る感触の方に意識を向けてみましょう。皮膚感覚を取り戻す一助となります。

皮膚が発生した経緯をみると、脳や中枢神経と同様に、外胚葉から形成されています。皮膚にある感覚受容器でえた刺激は、脊髄から間脳を通り、大脳皮質に至り、大脳辺縁系・視床・視床下部・脳下垂体へ伝わっています。皮膚感覚というバーチャルでは決して得られないものが、単体で過大評価されがちな脳に大きな影響を与えているか、ご理解頂けると思います。

手の甲も背中も二の腕の内側も大事に、ぜひその主観的な場所からも、地球を感じてみて下さい。