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おはようございます。吉野実岐子です。

大人になると、随分記憶は増えます。そうして、その記憶こそが自分だとidentifyしてしまう人も、大勢います。

そうすると「今は違うけど、昔は自然の風は気持ちよかった」と思っていたつもりが、いつしか都合の悪い部分だけ消されていくのです。(「否認」といいます)そうして「自然の風の気持ち良さは、今も変わらない」と、歪められていきます。

そうすると、せっかく身体で正しく感じていた、気持ち悪い風を、室内に取り込んでしまうようになります。大都市という人口システムは、自然とは全くシステムが違うことに目をつぶり「ほら、バッタがいた」「カモが飛んでる」「ひぐらしだって鳴くじゃない」と、ここは人工的な場所でなく自然の一部なんだと、自分に暗示をかけていきます。

そうすると、大掃除をして、窓を開けはなって「ほら、清潔な空間のできあがり。自然の風が気持ちいい〜」なんて思ったりできてしまいます。自分に大嘘をつけるように、なります。

窓を開け、けがれた汚い気持ち悪い空気を思い切り取り込んだ段階で、せっかくの努力である大掃除は、泡と化します。が、感じたなにかを「きっと年のせい」「ストレスでしょ」と、塗り込めていくのです。きれいなお皿を下水で洗うようなものです。

まずは、過去の記憶や期待から来る思い込みで、せっかくの大掃除という努力を無駄にしていることに、目をひらかれたらと思います。 

そして、そんな風に自分に嘘ばかりつくと、不安は大きくなることを、お伝えしておきます。さらに、不当にがまんばかりしていると、いつも恐怖を感じるようになります。

東京23区はもちろん、京都市のような大都市では、窓は締め切りましょう。それが嫌なら、華やかさやゴージャスな生活に憧れる自分の欲を超えて、田舎に移り住むことです。その欲をすんなり超えられるかどうかは、実はあなたの母親への態度に表れます。

もはや、大都市からは、移住でなく避難しなければならない時代になったことを、きちんと身体感覚で感じて否認しない人は、理解できるでしょう。