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落葉は、樹木にとって、排泄の側面も持つそうです。おはようございます。吉野実岐子です。

深刻なトラウマを負った人は、危機管理能力を破壊された状態にあります。いつ安全で寛いでOKか、いつ危険で防御すべきか、判りません。多くの場合「身体を喪失した」ともいえる状態を生きていて、掌の中にある家の鍵を認識できないようなケースも、多く確認されています。

例えば、ソファーの隅のような、身動きの取れないところで居心地の良さを感じられたり、兄弟が足をお腹にのせてきて、窮屈を感じながらもじゃれあえるのは、それが安全だと判っているからです。

ところが、隅に追いつめられ暴力を振るわれ、恐怖で動けなくなるような、迷走神経に支配された経験があると、隅は恐怖の場所になって、じゃれあえなくなります。逃げる/闘うという状態に留まる時間が短くなり、動けなくなる(内臓の動きなども低下)虚脱状態に入ります。

それが、幼時に虐待やネグレクトを経験した人が、大人になりレイプされる率が極端に高いことや、家庭内暴力を見て育った人が、大人になり、家庭内暴力の犠牲者になる率がやはり高いことと、リンクしています。簡単に言うと、危機の認識も遅いだけでなく、逃げたり闘う前に、早い段階で解離し自覚が消え、心拍数や呼吸の回数も落ち、動けない虚脱状態に入るのです。

そうすると、いちゃいちゃしたりハグしたりするような、親密な関係を持つことが、安全か危険かわからず、深く混乱するようになります。これは、本当に判らないのです。その苦しみを、想像してみて下さい。