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おはようございます。吉野実岐子です。

公園の地べたは、人によってかたく踏みしめられていて、土俵のように感じるほどだったりします。そうすると、土は雨を含みにくく、木々は夏の間に冬を越すための栄養を蓄えられないあたりまでは、想像していました。

本来は、土は放っておけば、どこかから飛んで来たその地域固有の種が芽を出すものでしたが、公園は植樹です。高さに見合わない随分頼りないサイズに切り詰められた根には、痛みを感じてきました。

でも、それが木々から方向感覚を奪い、その結果根は深く縦に伸びず、横にばかり広げるようになるなんて、知りませんでした。それが、その木々が充分な水分と栄養をえられない未来を生んでいるそうです。

メルマガでも紹介した良書『樹木たちの知られざる生活』から教えていただいたことですが、上を人間のメタファーとして読んでみると、どうでしょうか?

友人といった横のネットワークばかり広げて、ご先祖様や子孫といった縦のネットワークは無視する人が増えていないでしょうか?その結果、愛情や知恵不足に悩んでいる人に、あなた自身は該当していませんか?

持ち運びやすい植樹用の木のように、移動は上手でも、色々な経験はしていても、公園の木々と同様にあなたも、常に不足している感覚に苦しみ、孤独なまま生きてはいないでしょうか?