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早春のオンラインワークショップ】「循環と再生 Episode2:ひらめく身体」は、今夜21時までお申し込みを受付けています。おはようございます。吉野実岐子です。

一昨日、(a)自分の運動量・運動強度の適切さ度合い (b)現在の身体の容量 を確認する際、どうするか、そのファーストステップを、お伝えしました。

「(a)自分の運動量・運動強度×(b)現在の身体の容量」から、リカバリーに必要な時間・質を、数値化していけます。

ただそれには、もう少し細かい計算をしていきます。例えばみなさんが1月までは、週一回90分ウォーキングして、リカバリーに60分費やしていたとします。もし、2月から週二回90分ウォーキングをはじめたなら、身体への負荷は2倍です。でも、身体への負荷の要素は、それだけではありません。

例えば、1月と2月では気温が違います。仮に1月にウォーキングした日がすべて5℃で、2月にウォーキングした日はすべて零下だったとしましょう。零下でウォーキングするのは「5℃下でウォーキング×1.5倍」の負荷だとします。

そうすると、ウォーキングの回数を倍にしただけでなく、気温による1.5倍の負荷がかかっているので、負荷は計3倍(1.5×2)です。当然、リカバリーに必要な時間は、今までの60分ではなく、3倍の180分だと見積もるべきでしょう。もし、リカバリーの時間を増やしたくないなら、今までと同じリカバリー時間ですむために、30分(90÷3)のウォーキングに変えるべきです。

そして、もしも実際に歩いて「いや、60分歩いても、同じリカバリー時間で済んだ」なら、身体の容量が2倍(60÷30)になっているか、あるいは気温による身体の負荷の見積もり(零下でウォーキング=5℃下でウォーキング×1.5倍)に誤りがあるので、そちらを修正します。大抵、身体の容量もちょっと増えていて、負荷の見積もりもちょっと間違っているという両方が起きます。

身体への負荷になる要素は、他にも湿度・空気の汚さ(pm2.5)などがあります。また、ウォーキングの速度や歩くときの姿勢などによっても、運動強度は変わっていきます。身体への負荷をより正確に数値化できるほど、リカバリーの時間・質も正しく見積もれるため「なんで、こんなに今日は疲れたんだろう?」という疑問と縁遠くなります。

さらに、振り返りを楽にするために「なるべく同じ温度になる時間を狙って歩こう」という発想が出たり、「リカバリーに使える時間を増やせないから、その分ウォーキングの時間を減らそう/ウォーキングの速度を変えよう/歩く姿勢を変えようといった、発想も展開していくようになります。

ウォーキングを例に書きましたが、「ウォーキングする人に聞いてみよう」ではなく、「自分の身体に聞いてみよう」を軸にして、感覚値の修正を続けていってみて下さいね。