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北海道の乳製品は、本当に美味しかった~!おはようございます。吉野実岐子です。

今回、タブーの対話で使う二冊には、共通点があります。そして、その共通点は皆さんの中にも響き、わたしたちすべてを現実的につなげてくれます。

まずは、著者二人とも、殺めたり喧嘩するような強さを称えるものが、いかに怯えた目をしているかに気づいている点です。勝負や支配・被支配でくくられる貧しい関係性は、人間が育むべき関係性ではないことを、はっきりと伝えてくれています。「あれ?でも、今の人間社会はほぼそれだよね」と、すぐ疑問に思えた方、素晴らしいです。そうなんです。

次に、常に心が定まらず居場所がないと、何かに反抗して自分の飢餓感を示す道に入る脆さを、人は内包するということです。家族が本当に仲の良い状態だけど、貧困ということは稀有です。表沙汰にはなっていなくても、家庭という基礎にヒビが入っていて、それがいじめにつながったり、老年期に入っての兄弟のもめ事として現れるケースもよくあります。

不条理に感じる現実をぐりぐりと絶えず見せつけられるように感じる相手を、いじめたり、やがては殺めたりして生き、その単位が変われば、戦争になっていきます。寄りかかるべきものを失った子供が、凄惨さを身にまとっていく背景には、あまりに十分ともいえる出来事があることを、特に一回目の対話で足場とさせて頂く『「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?」 ベトナム帰還兵が語る「ほんとうの戦争」』は、伝えてくれています。この本には「暴力は貧困を癒す」と実感がはっきり書かれていました。

「暴力は貧困を癒す」ここまで明言できるクリアな認識を、皆さんはお持ちだったでしょうか?すなわち「嫌なんだよね」「なんだかな」「胸が痛い」で止めずに、思考し続けることができていましたか?