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「こういう人がいたんだ」と心震わせるような、いわゆる運命を感じると表現されるような出会いは、基本的に互いの抱えている傷が一致しているからこそ起こります。

言語化できないほどの傷が同じだからこそ「言わなくてもわかりあえる」とお互いが同時に(でも実は別の形で)感じてしまうようなことを、起こせます。

傷が同じだからこそ、2人のセルフヘルプグループとして、1人の時よりずっと傷からの回復を早くすることもできます。しかしそれには、両方が「傷は自分ではない」という認識を持っている必要が出てきます。

それがないと、あるところまで傷が小さくなっても、そこからは、かさぶたをはがし続けるようなことが起きます。特にロマンチストさんは、苦しみに酔いやすく、苦しみを必要とする矛盾を生きやすいので、そうした情緒的な陶酔に価値を見出す理由をクリアにする作業を、どこかですることになるでしょう。

ちなみに、ロマンチストさんは、そうじゃない人が「悔しい」と思うシーンで「さみしい」と思いがちです。