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本質的にはSもMもありません。つまり、生まれついてのSはいないし、生まれついてのMもいないのです。

みなさんがSやMと呼んでいる何かは、後天的にどんな環境や人に適応せざるを得なかったかだけ、表します。簡単にいいかえるなら、傷です。その傷はみなさん自身とは異なります。

例えば、Mだと思われたりご自身で思ってきた方は、弱さを押し付けられると、引き受けてしまう弱さを持っているだけてす。自分のもつ弱さを認められないから、相手から押し付けられた弱さを、引き受けてしまうのです。

自己認識や他者評価がSであれMであれ、そうした空っぽな人を飲み込める、自分の空っぽ具合をどうにかしようと、方向転換してください。

恥を喜びと倒錯する裏には、尊厳をうばわれた痛みと尊厳をふみにじられた悲しみしかないと、言い切れます。