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欲望とニーズは、意外と皆さんの中で、ごちゃっと同じ箱に入っていることがあります。例えばわたしなら、一度に買う洋書は3冊までにしています。まだ読み終えていないのに、読み終えたと仮定して「ついでにあれも」となりやすいと知っているからです。これが、欲望とニーズをごっちゃにした状態です。

欲望をきちんと管理していないと、ニーズと混ざって、自分を育てているつもりで欲望を育てると言うループに入りやすくなります。自分の弱さを認識したつもりで、きちんと管理されるべきものがゆるく扱われているなら、自分の弱さをまだ認識しきれていないということです。

例えば、大金が一度に入ることを恐れる人は、自分の弱さを認識しきれていない自分の甘さを知っています。お金が怖いんじゃなくて、自分に対する自分の管理者責任です。お金が怖いとは、単にお金のせいにしているだけですね。

恋愛が恐ろしいケースも同じです。相手にあるいは性的な欲望などに飲み込まれる、自分の中の管理不行き届きの領域を知っていながら、何もしない状態を良しとしているから、恋愛が恐ろしいとうそぶいては、無責任を満喫しているだけです。

自分の弱さを直視し、しっかり把握していないと、自分がバランスを崩すことになって、大げさではなく人生全体が揺らぎます。自分の弱さを直視しないとは、非常にリスクが高いことなのです。

欲望をしっかりと管理し、ニーズに混ざらないようにしないと、自分が内側から崩壊することになります。また、欲望こそが「隙」になりますので、つけ入れられる機会を増やし、周りに攻撃される機会を手ずから配って歩いているようなものです。管理されなかった欲望は、そうやって難を招いていきます。

攻撃されることが多い方は「周りの人に比べて、欲望は少ないと思うのに」というセルフイメージに酔い、現実に根ざす欲望を管理することを怠っていることが、よくあります。