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仕事がうまくいけば、家族や夫婦や恋人や友人ともうまくいくと、思っていませんか?そう思って仕事至上主義になって、仕事がうまくいかない悩みやフラストレーションを、夫婦間や恋人との時間や友情の中に溢れさせるからこそ、ゆくゆくはそれらの人間関係を壊したり失う末路を迎え、仕事は相変わらず、ちょっとよくなったりいまいちだったりと発展しないのが、ほんとうのところです。

パートナーシップの中でも、日常を共にしている夫婦間のパートナーシップは、みなさんがうまくいかせたいと願う仕事に、非常に大きく影響します。雑に表してしまうと、ここがうまくいけば、仕事もうまくいきます。「まずは仕事」の逆なのです。

夫婦間がうまくいっているなら、対等な関係を築けているので、どちらかがどちらかに「気に入ってもらおう」と媚びたり、「今のどう思われたかな?」と様子を伺う/探りを入れるといった、裏での画策は一切起こりません。男女という違い以外に、一緒に暮らす中で見えたたくさんの違いを、優劣ではないただの違いとして「そうかぁ」と受け入れていきます。

媚びたり探りを入れるといった競争がないため、夫婦のどちらが先頭に立とうと、どちらがサポートしようと、そこにも優劣は見出さず、単に自分を与えて、明け渡していきます。「この人の心を、いつまでもそばに置きたい」と縛ろう奪おうとして、競争を作り出すのではなく、「いつまでも、この人の心のそばにいさせてほしい」という思いを態度に変換すると、与えて自分を明け渡していくことになるのだと、理解するのです。

「気に入られたい」「どう思われてるかな」と相手に気を使わなくなるなら、嘘をつかなくなります。こちらが「気に入られたい」「こう思われたい」と求めてしまうからこそ「それ違うよ」と言えなくなって、しなくていいがまんが重ねられていくのです。大切な人だからこそ、がまんして飾るのではなく、飾らないありのままの自分で正直にその人の前に立つことが、その人に信頼を手向けることになります。素直に観れば、お互いが疲れないですみます。

「頑張って苦しんで、そんなときも負けないでやったから、この人だからこそうまくいった」物語は要らないのです。この人だからうまくいったのではなく、あなたが「与える」という積極性をやっと発揮したから、やっと起こるべき展開が起きるようになったのです。それだけ、あなたが素直ではなかっただけです。物事は素直に観れば、みんな解けるのです。その反映が、仕事でのあれこれに表れていただけです。