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メイクや服の選び方や歩き方など、より自然に美しく見える演出を日々取り入れ「これなら、やりました感がない」を重ねていると、初めの内は満足がいきます。でも、そこから段々と見えてきてしまうのは、本当にそういう演出をしていないのにあらわれる美しさです。到底演出できない美しさを見抜く力の方が、磨かれていくのです。

例えば、メイクの技術がある人ほど、人をパッと見たときに「あれはメイクがうまいだけ」「あの人は本当に肌がきれい」「演出できない美しさをもっているのはこの人」と、見抜くのです。ただ、メイクの技術がある人に憧れるのは、メイクの技術が欲しい人ですから、メイクの技術がある人は、演出的ない美しさを持っている人とあまりご縁が結ばれない傾向にあります。

「もっと人に好かれたい」と「ああいう人には、こういう振る舞いや服装が気に入ってもらえる」を重ねていけば、100通り、1000通りとバリエーションを手に入れられるでしょう。でも、その先にあるのはやはり、そういう演出では到達できない美しさと自分との距離の長さです。100人に気に入られよう、1000人に気に入られようとしていけば、自分はどんどん自分を嫌いになるのです。

女性はメイクや服装を頑張りがちですが、男性は相手に気を配った上でのすっぴんが好きだったリするのは、つまりこういうことです。ご理解いただけましたか?