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例えば、妻が息子について心配すると、夫は妻の愛情を息子に奪われると嫉妬し「そんなことより、会社でさ」と返してしまったりします。

例えば、夫が娘に優しい眼差しを向けると、妻は「私にはそんな顔しないのに」と嫉妬し「ほら、玄関の荷物運んでくれると約束したじゃないの」と返してしまったりします。

例えば、子供がナイフとフォークの使い方を学校で習ってきました。”父さんお母さん、こうするんだよ”と見せる姿に、自分の知らないことを知っているなんてと嫉妬した親は「そんなことより、宿題は全部終わったのか」と返してしまったりします。

ご自身が思いのほか嫉妬し、またご自身のまわりでもその認識がないまま、嫉妬だらけだったと、ついに自覚していただけたでしょうか?

どのケースも、嫉妬している人は、周りから見て明らかに急に不機嫌になって「そんなことよりも」「ほら」と、急に話題を変えています。ただ、その時のご本人の自己認識は「俺は/私は正しいことをしている/正しいこと言っている/正しさを知らしめている」です。(この場合の”正しい”や”正しさ”の真逆は、”まちがってる”です)

だから「急に不機嫌になってどうしたの?」などと言われても、本人は威風堂々位の認識のため、寝耳に水の顔をします。本人の認識と周りの印象には、かなりのズレが生じます。

こんな風に、理としての正しさでなく、自分を隠すために失敗のない公式としての正しさを志向しても「癒える」方には、向かえません。