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新年、なにか新しいものを始めた方も、いらっしゃるでしょうか? 今から、一つだけ振り返っていただきたいのは、それが自分の中で「縦の動きだったのか、横の動きだったのか」ということです。

「誘われて、何となくやってみた」「新年だから、何か新しいことをと始めてみた」だと、横の動きです。花びらが散るように、横に広がる動きです。苺をのせていたケーキに、マンゴーものせるような足し算の発想です。構造を変えずに付加価値をつけようとするやり方は、思考停止や思考の浅薄さを表します。「人生を変えたい」と言いながら、実際には何の覚悟もしていない人は、この道をなぞるのがお好きなようです。

そうではなく、植物がそうするように、縦に動くのです。果てない空へ植物が向かうように、わたしたちは果てない人生の目的へ向かいます。植物が地中深くへ根を下ろすように、わたしたちは自分の中を整理整頓しながら、自分の本音を深く知っていくのです。

「何が不快か」がくっきり認識できていない人は、縦の動きをすると「思い込み」「深く傷ついた記憶」などが、石や隣の植物のような感じで邪魔してくると認識しては、横に広がろうとします。でも、植物と私たちが違うのは、縦に向かう動きを邪魔するものを甘んじて受け入れる必要がなく、そこを変えていける点です。

ちなみに、ずっと「何が不快か」という表し方をしているのは、「何が快か、がわかって、それ以外は不快でしょ」という発想が、みなさんにあてはまらないからです。「何が不快かがわからない」という自覚のない人は、快にも不快にもあてはまらないグレーゾーンを持っていて、快が実は不快だったり、その逆も然りと、ぐちゃぐちゃになっています。