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とことん疑う人は、共感を好みます。「なんでもとことん疑え」から入る職業について、以前に触れましたが、この職業では、相手から情報を得るために共感していきます。共感を大事にしたいという方は、年始にメルマガにかいた「疑ひは人間にあり、天に偽りなきものを」を、まだ理解していません。

「共感してくれるから、うれしくなっちゃう」なんて言っている人は、人とのつながりについて、本質に至っていません。人とつながるということは、興味関心で一時的に主にその話題限定で盛り上がるということでも、「よかったよね~」「いいよね!」ポイントを共有することとも、イコールではありません。「よかったよね~」「いいよね!」の先を深く踏み込んで聞いていくと、全然違うことが出てきて「あれ?わたしたち全然違うこと感じて考えて、たまたまそれを”よかった”とか”いい”という同じ一言で、まとめていただけだったんだ。まとめの言葉以外は、全然違ったんだ。それなのに、そこを追究していなかったんだ」と、わかるでしょう。

人とつながっていくことを含む、一体感を生きることは、動物や植物のこともきちんと感じていく世界を意味します。だから、自然と地球のことを考えてしまうし、何世代も先のことを考えることを「高みから見ている」などと極端な捉え方はしません。普段から、自然とそうします。この世界の先に「天に偽りなきものを」が、開けていきます。それには、きのう書いたように、共感ではなく尊敬の念を抱くことから始めます。畏怖の念を抱くのです。

「子鹿かわいいーさわりたーい。誰も見てないし触っちゃおう!」ではなく「子鹿かわいいけれど、神々しいというか、あんまり見てはいけない気がする、ごくたまにすれ違って、互いにちらっと存在を認識するくらいが、ちょうどいいな」と、自ら距離を取り尊敬の念を抱いていくのです。まずはここから、始め続けてみませんか?