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大人になっても強力な内なる誘惑に、親の声があります。特に、母親の声です。仮に父親に明らかな問題があったとしても、その時のお母さんの振る舞いが、あなたに強力に影響し続けます。簡単に言うと「あの時、母親はあなたをまもってくれたのか/傍観していた(見捨てた)のか/父親の肩を持ったのか」です。

つまり、大人になって、違う土地に住み、望んだと認識する仕事をしていても、実際には「母親の世界」を生きているケースはよくあります。これは、今までにない伸び悩みを気に、自覚が始まることが多いようです。

自分の声に従っているつもりで、実際には(主に)母親の声に従っているなら、いつまでも内側には不調和が生まれ続けるだけです。望んだことを叶えたはずなのに、空虚感が残ったり「自分は一体何をしているんだろう?」と途方にくれたりするのです。

内側にそうした誘惑があることを感じ取り、声を区別していくことは助けになります。小さい時に母親や父親を後追いしたように、彼らの言っていた声を考えもせず、ただ後追いしている人は、「お母さんこっちむいて」「お父さん僕も連れてって」そう言えなかったあの日を、あなたの中で何度もリフレインさせながら、お父さんやお母さんのかけらにしがみついています。

そうすると、例えば「○才過ぎて結婚してない人は、やっぱり何かあるじゃない?だから、自分も早く結婚して、(普通だと見せて)安心して過ごせるようにするのが、ふつうの大人のすることでしょ」と、内なる誘惑に負け自分では思考しないことを、大人になることだと思う幼稚な人が、生まれていきます。さて、あなた自身は、どうでしょうか?