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よく手に入らなかったものや失ったもの(同意義)よりも、あるもののことを考えましょうと言いますよね?

冬山登山をしたりする方は、凍傷で止むを得ず指を切ったりすると、残った指は、普通の人より発達することを、ご存知かと思います。でもそのときに、失った指を使いたい(つまり失った指を忘れられない)と、残った指と脳の回路がうまくつながらず、残った指が成長する可能性をそいでしまうんです。

凍傷になるほどの環境で、手足の指など末端を犠牲にするには、意味があります。生命の中枢をつかさどる中枢神経を守り切り、生き延びるために、失う必要があったのです。

病気でスポーツできる可能性をしなったり、愛する人とはもう会えなかったり、色々な喪失があると思いますが、上の視座から捉えなおしたときに、今まで吹かなかった風があなたの中に吹き始めるかもしれません。