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「変わろうとしても変われない」ともがく人の中には、他人の感覚を基準にしている人がいます。ネット上などで顕著なように、他人の評価はちょっとしたことで真逆にギュインと振れます。

「可愛くて何でもできて、天使みたいね!」(ちなみに、天使をこういう文脈で引っ張り出してくることは、欧米ではあまりみません。宗教画の天使はこわい顔してますし、天使って宗教の文脈に属しますからね)から「やっぱり裏があったのか、とんでもなく腹黒い」と、極から極へ激しく触れるのです。

他人の感覚、すなわち他人の評価を気にして「わたし悪く思われてるのかな?」なんて思ったりすると「(可愛くて何でもできる天使+裏のあるとんでもない腹黒)÷2=自分」となってしまいます。そうすると、他人の評価がそこまで良くも悪くもなくなって、「そこそこいい人」「時々ずるい人」くらいの振れ幅だったとしても、「(そこそこいい人+時々ずるい人)÷2=自分」で、結局自分の位置(みたいなもの)は変わらなくなってしまうのです。

他人の評価を軸にしていると、必ずこんな風に引き戻されるようになります。つまり、変わろうとしても変われなくなります。人のすばらしさを称えた後で、陰口が始まる瞬間を、みなさんも目撃したことがあるでしょう。そこまでいかなくても、すごいなぁと思う人が、凡ミスをすると「あの人も人間なんだなぁと思って、安心する」経験をしたこともあるでしょう。これが、あなたが他人を見る時に、ご自分でもやっている「引き戻す」動きです。
変わりたいなら、まずは、自分の感覚を生きていくことですね。