日本という国は、甘えることをプラスに評価する場面が多い場所ですよね。甘えてくる大人が、無自覚によいものだと思ってなぞっている考えは「自分だけは成長していない」です。「自分はみんなと違う」という考えをなぞって、生きているんです。

成長していないままだから、甘えようという発想に、無自覚につながっていきます。それは、うまいことやっちゃおうという感じではなくて、むしろ「成長が足りていないことを恐れている」感覚を、本人の中に生んでいます。

本人の無自覚なセルフイメージは「自分はみんなと違って、成長していなくて、頼りがいもなく、しっかりなどしているわけもなく、自分と一緒にいると周りが落ち着いたり安心することなんてないのが、自分なんだ」になっています。

そうすると、やはり変われないというループに入ります。表面的には色々できるので、色々学んだり新しいことに手を出したり、技術を身につけたり、能力を伸ばすことはできるのですが、根本的に「成長していない」幼稚なままで、同じパターンをいろいろなところで繰り返す感じになります。

それでね、不安になって誰かに正しいと言ってほしい、つまり、あやしてほしいあなたは、甘えたい大人なんですよ。