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帰属エラーが起きていると「なんかこれ違うなー。でも努力を続けてきたことを無駄にしたくはないし。親もあんなに喜んでいるし」と自分の感覚(不快)を踏みにじります。あるいは「朝早く出勤して、トイレ掃除まですれば、もっと仕事を回してもらえるはずだ。トイレ掃除するっていうところまで気が回らなかったわたしが、きっといけなかっただけだ」と、仕事が回ってこない原因はよくわからないままに、そこと関連の浅そうな解決策にすがりつきながら、自分の責任だと自分に帰属させてしまいます。

他にも、自分より知識や経験のある人に、自ら相談に行ったのに、提案されたことを自分流にアレンジしてしまい、効果が得られないと嘆いたりします。実は、自分流にアレンジするときには「自分でなんとかしないと!」と「自分の責任です」と、自分に帰属させる動きをしています。それは「自分より知識や経験のあるその人から、見捨てられないために」という、傷つくことを恐れる気持ちの働きだったりしますが、ぶっちゃけ自分より知識や経験のある人が提案してくれたことをそのまましていたら、効果は出ていたのです。居酒屋などでするような気楽な会話の形でいうなら、素直じゃないから効果が出なかっただけなんです。

まだ起きていないけれど(→つまりこれも帰属エラー)不快なこと(例:見捨てられる)を避けようとして、不快なこと(相談した方法でやったのにアレンジまで加えたのに成果がでなかった)を経験して、さらに相談に乗ってくれた相手にも素直じゃないと敬遠されたりとさらに不快なことを経験して…と、帰属エラーを起こしていると、不快のオンパレードになってしまいます。

そうすると、ご本人としては、がんばってるのにこんなにやってるのにかなわない!やっても無駄だと、深い混乱と絶望の中で耐えるようになって、必死で働いているのにお金はたまらないし、給料は上がってもなぜかほとんどを使ってしまう(お金を使うその瞬間は必要だと思えてしまう)という状態が、表れて来たりします。そこまで顕著でなくとも、お金になんとなく不安を感じたりするので、一億当たったら!と自分事として考えていったりすると、あんまり楽しくなかったり困惑する自分と対面することになります。