病院を極端に恐れて症状を悪化させて、お金などの自己負担が増えてしまったり、医師に言われたことが何かの判決のような重みと絶対さをもって受け止められて、サードオピニオンを得られなくなっている方がいらしたので、参考としてみなさんにも、リスボン宣言とヘルシンキ宣言を、共有します。

リスボン宣言は患者の権利に関するもので、ヘルシンキ宣言は人間を対象とする医学研究の倫理的原則について、です。

リスボン宣言には、患者が「良質の医療を受ける権利/選択の自由の権利/自己決定の権利/情報に関する権利/守秘義務に対する権利/健康教育を受ける権利/尊厳に対する権利/宗教的支援に対する権利、」などが含まれています。例えば、選択の自由の権利には「a.患者は、民間、公的部門を問わず、担当の医師、病院、あるいは保険サービス期間を自由に選択し、また変更する権利を有する。 b.患者はいかなる治療段階においても、他の意志の意見を求める権利を有する」とあります。

ヘルシンキ宣言には「「私の患者の健康を私の第一の関心事とする」ことを医師に義務付け」と入っています。みなさん、医師を権威とみて、権威に対する不健全な態度でいることで、さらに不健全になってしまうのは、自分を尊重しない態度だと、認識して頂けたらと思います。

ちなみに、ヘルシンキ宣言には「すべての研究者、著者、スポンサー、編集者および発行者は、研究結果の刊行と普及に倫理的義務を負っている」ともあります。医師以外の方も、ぜひヘルシンキ宣言リスボン宣言、一読なさってみてください。そうすることで、健全な患者、あるいは健全に職業を全うする生き方をしていただけたらと、願っています。