Tags

「おいしい」って何か、わかっていますか?その説明ができるかという意味でも、心がウキウキするかという意味でもなく、その感覚を確かに揺るがぬものとして、知っていますか?

「おいしい」という言葉の意味がわかっていないと、コンビニもスーパーも冷凍食品も出来合いの物もお祭りの屋台も、ぜんぶがおいしく感じられてしまいます。それは、多様性を受け入れているとか、違いに寛容であるのではなく、真逆なんです。そもそも違いが分かっていないから、ぜんぶ同じだから、ぜんぶおいしく感じられているだけなのです。とっても画一的なんです。

「Uber Eatsが自分をダメにする」「あちこちで外食できて、なんて優しい社会なんだ」なんて言っている方は、残念だけど「おいしい」の意味はわかっていません。

自分の心と身体が何を求めているか、ちゃんと感じられなくなっていると、うまくみせられる服を選んで自分らしさが殺されていることに気づけなかったり、とんちんかんな恋人を選んで、別れられなくなったりします。

時間のかかるものをつくるのでも、珍しい食材を手に入れるのでも、すべてオーガニックと拘って頑なになるのでもなく、ちゃんと食べられるおいしいものをささっと作っていただきましょう。

自分の心と身体が何を求めているかが、感じられるようになると、よくある大型スーパーにはおいしいものなんて売っていないどころか、食べられるものがほぼ売っていないことがわかります。つまり「スーパーに行かなきゃ」自体が、消えていくんです。