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緊張の高い家庭は、既に深刻に機能不全です。そして、面白いことに「うちの奥さん/だんなは…(文句)」といい始めたときに「あなたの奥さん/だんなさんは〇〇よね」と指摘すると、ちゃぶ台返しをしてきます。「そんなことない、うちの奥さん/だんなは、それでもいい母親/父親です」と。

ちゃぶ台返しの際に言われたことは、家の中で奥さん/だんなさんが担うのをやめたら、消えてしまい幻想だったと知ってしまう役割を、表しています。自分を役割に当てはめるから、自分の気持ちや発想に不正解があると、困ります。

例えば「あー子供が面倒」「自分だけの時間がほしい」と思います。でも、そう思った自分をたしなめてしまいます。「父親は自分しかいないのに、なんてことを思うんだ」「まだ小さいんだから、そんなこと思うのは身勝手だ」というように。

そして、そんな思いを封じ込めるべく、目の前の子供やパートナーに尽くします。自分を見失っているのです。自分は埋まってしまったのです。封じたい思いを封じるために、いのちがけといってもいいくらい、目の前の子供やパートナーに尽くします。

だからこそ、その見返りに子供に要求がましくなります。パートナーに過度に期待します。そうしてある日、勝手に手が動いて、子供を突き飛ばしてしまったりするのです。それで余計に自分を叱責しますが、そうではなく、これは対人援助職につく人に「助けて」と言うタイミングです。

幼児は、自分が微力で依存していることを、理解できません。(それが健やかな状態です)上の状態にある大人は、同じように自分が微力で依存しているという現実を、今日もまだ認識できていません。