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食も年々奇抜な方向へ進んでいて、安全や安心は最低限保障すべきことではなく、たくさんある価値観の一つのようになっています。目で見て楽しいけれど内臓機能を損傷する食と、心身が健康に向かって回復する食を並列に並べるのは、随分おかしな発想です。

さらに、家族の健康を思って毎食つくるのも大事なことですが、より大事なのは素材選びです。だって、例えば腐った物にどんなに思いを込めても、新鮮になったりはしませんよね?水銀たっぷりの物(魚は含むことが多い)を丁寧に鎮まった心で調理しても、水銀は消えませんよね?

現在の日本では、一般食品の基準値は100BQ/kg、牛乳と乳児用食品の基準値は50Bq/kg、飲料水の基準値は10Bq/kg です。例えば、お刺身なら100BQ/kgまでなら販売されているので、何も考えずに買ったり確認せずに外食すれば、500g食べるごとに50Bq体内に取り込まれる(内部被ばく)可能性があります。しかし、検出限界地が0.5Bq/kgのものしか販売しない店で買うなら、500g食べても0.25bq体内に取り込む可能性だけで済みます。

並列に並べてはいけないものを並列に並べるのは、ライオンとホッキョクグマという出会うはずのないもの同士を闘わせたがる、人間のエゴに通じます。並列に並べてはいけないものを、並列に並べるのは、価値観の多様化でも、相手の価値観の尊重でもありませんね。バランスが崩れているから、並列に並べてはいけないものを並列に並べている奇妙さを、自覚できないのです。