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陰ヨガに、トンボというポーズがあります。小学校の時にもストレッチでやった、開脚して前屈するポーズです。

「ポール・グリリーに学ぶ隠ヨガ」より

ある時、トンボだけ10分間ホールドすることにしたんです。そして数年経ち、10分間ホールドしないで寝た日があると、次の日の朝、足が気持ち悪く感じるようになりました。トンボをやりたくてしょうがなくなるのです。

ただ開脚して前屈する10分間ときくと、辛く感じる人もいるようです。でもやってる本人は、ひたすら気持ちいいだけです。いうまでもなく、明らかに身体も柔らかくなりました。おそらく、ホールド時間をもっと長くしたら、さらなる気持ちよさを知ってしまうのでしょう。

わたしたちの身体は、食事や睡眠だけでなく、思考やあるいは職業にさえ呼応し、毎瞬のようにバランスを取りつづけています。どんなに筋肉や筋膜に毎日入念に働きかけても、終わりはありません。

そして、こうしていくと、身体があっという間に開くようになっていくのです。猫のように瞬時に開く身体を持つことは、記憶や欲望を超え真実にスーッと惹かれる頭もつくってくれます。