Tags

,

わたしは、陽ヨガ(ハタヨガなどが該当)と陰ヨガの両方をやっています。寒くなった今の時期は、陰の時期なので、ウォーキングや陽ヨガや筋トレといった陽にあたることを、自然とやりたくなります。一方、暑い夏は静かに同じポーズを何分もホールドする陰ヨガが、本当に心地よいのです。

また、人によって好みもあります。極論を言えば、わたしは陰を好むので、夏でも陰ヨガをやり過ぎないように、気を配っています。身体がバラバラになりそうな激しいスポーツが好きな人は陽を好むといえますし、暑い夏が好きな人も陽を好むと言えるでしょう。もちろん傾向の話で、絶対的な陽も陰もありません。

陽ヨガでは「呼吸を止めない」ことを推奨されます。つまり、意識的なコントロールが推奨されます。一方、陰ヨガでは「呼吸を止めたい時には止めましょう」と言われます。ただ、ポーズと呼吸の関係を見て行って、身体が呼吸を止めたくなったら、コントロールせずに止めていいのです。

陽ヨガでは、神経や筋肉が鍛えられ、意識的なコントロールで安全を叶えようとしていきます。陰ヨガでは、骨が鍛えられ(強くなり)、静けさや正確さ(自分の骨格を生かす正確さ)が重要になります。骨だけで生きる人もいなければ、神経と筋肉だけでは立つことすらできません。呼吸も止めずにいられることも、自然と止まる様を見守ることも、どちらも大事です。身体がバラバラになりそうな運動も、静かに正確に行う運動も、わたしたちの幅を広げてくれます。

簡単に言うと、幅があるほど人生における望みに近づきやすく、またバランスをとれるようになります。バランスを取るとは、空間を感じられるということでもあるからです。この幅の部分にあたるのが、レジリエンスという概念ではとらえきれない、ネガディブ・ケイパビリティと呼ばれる力だと、わたしは思っています。