大人も『こども六法』

皆さん六法全書を読んだことがありますか? 私は法学部出身でもなく、法律を部分的に調べることはあっても、六法全書はお門違いだと感じていました。

もちろん、本屋で何回か六法全書を手に取ったことはあります。開いてパラパラめくったことも何度もあります。しかし、日常でどう生かすのかイメージができず、そのまま棚に戻していました。

しかし『こども六法』は手に取りパラパラめくって、迷わずレジに直行できました。自分の中では「ついに!」と言う感覚です。この感覚最高じゃないですか?

『こども六法』とはいえ、小学校高学年以降対象の印象てす。内容は大人にとっても、頭がすっきりすることばかりです。子供に焦点を当てた形で制約はあるものの、全体像が見える喜びを味わえました。

クラウドファウンディングで作られた本で、子供時代にいじめ被害者と加害者側の両方を経験した著者が「あの頃の自分に」との思いで、たくさんの人を動かし、生まれました。

圧倒的なわかりやすさだけでなく、生まれた経緯も素敵でした。お子さんのいる方はもちろん、お子さんのいない方にも読んでいただけたら、助けになると思います。

どうぞ自分の命を守ってください。それは、肉体よりむしろ魂や霊を守るということでもあります。虐待に関する法整備は、やはり肉体に向けられたものが多いように見えます。魂の殺人とまで言われる性的虐待は、今もなお随分と軽く扱われている印象です。だからあえてこう言いますが、あなたやあなたの大切な人の魂や霊を、つまり尊厳を守ってください。