もらいっぱなしだから、孤立する

めちゃめちゃ賛同するでしょ!

さて、ひとりぼっちを恐れる人は、もらいっぱなしで平気な人です。恩を誠実に返していくことや、相手に敬意をはらうところから感謝を伝えることや、誠実さから相手に詫びることをしていません。

つまり、清算されていないのです。ひとりぼっちになるよう仕組んでいるのは、ご自身です。

清算についてとてもわかりやすい部分が、先日ポットキャストでご紹介した『そばかすの少年』にあったので、引用します。なお、電子書籍で見たため、ページ数は記載しないことにします(文字の大きさを変えると、ページ数が変わるため)が、物語後半にあります。主人公が愛するエンジェルに指輪を贈りたいのだど…というシーンで、彼を我が子のように思い接してきたマクリーンさんの台詞です。

「お前は、エンジェルの指輪を金で買い与えたくない。初めてリンバロストの森に来たときに味わった恐ろしさと引きかえに、指輪を与えたいのだよ。あそこでお前を苦しめた孤独と寂しさ、冬の境界線の凍えるような寒さ、夏の焼けつく太陽に、代金を支払わせたいと思っている。あの湿原で立派に契約を守るために命をかけたすべての時間を、あの指輪を通じてエンジェルに伝えたいんだ。宝石の値段は、お前の心を凍らせた恐怖と、お前が流した汗と血からできているのだね」

この小説は、わらしべ長者のようでもあるのですが、仕事に対する真正な姿勢等も含め、とにかくきっちり清算していく人間性の高さを学べる本でもあり、非常にオススメです。「運をあげたい」なんて思うなら、バイブルになるでしょう。

そして、孤立している人は、ちっともかわいそうではないのです。恩を仇で返したり逆恨みするなど、例外なく、もらいっぱなしだからです。