口の中に広がる亜熱帯

改めてヤバイよね~!

さて、伊勢神宮外宮前にあるチョコレート屋さんは、外宮とセットで立ち寄らせて頂く場所の一つです。今年は母の誕生日プレゼントにも使わせて頂きました。そして、東京の店舗ではチョコレートのワークショップが行われていることを知っていましたが、いつも日程が合いませんでした。ところが、新コロがらみで、オンライン・ワークショップ開催となっているではないですか(7月も続けて下さるそう♡)!

ということで、嬉々として申し込み、昨日無事に参加できました。以前、カカオ豆の発酵の様子などをテレビで見て以来、発酵食品であるチョコレートのプロセスを、知識で得るのでなく、部分的にでも経験したいと思っていたのです。また、製造地と生産地に距離がある地球への負荷が高い食べ物のため、より理解したいと思っていました。

今回は”Bean to Bar Tasting(カカオ豆からチョコレートになるまでのテイスティング)”のWSだったので、事前にテイスティングキットが送られてきました。カカオは年に2回収穫でき、木の幹にも実がなるそうです。

発酵したカカオ豆(バルサミコのようないい香り)をコーヒーのように焙煎したものから、外皮をとったものが、最近はやりのカカオニブです。カカオニプをサラダに入れるというレシピは、今それが手元にあるからこそ、すぐにやってみたいです。そして、それをきび砂糖と混ぜていくのですが、砂糖自体にマスキング効果があるため、どの味や香りを閉じ込めたいかで、入れるタイミングを変えるそうです。(例:酸味が強すぎるなら、砂糖を入れるタイミングは遅くする)これは、産地によって変えていき、こうしたタイミングの違いで味が大きく変わるからこそ、チョコレートは作り手により味が変わるそうです。

また、焙煎前に豆の選出を行う際、平らなものやくっついた物や割れたものなど、悪い豆を取り除かないでチョコレートをつくると、火の入り方が変わるため「こんなのとても食べられない」と感じるほど味が落ちるそうです。色々な工程のカカオ豆やチョコレートを味見できましたが、わたしはまだきび砂糖のザラザラが残っているまだ若いチョコレートが、一番好きでした。ベリー類を食べている感じに近くて、野性味(強さ)が亜熱帯気候の地域にいる感覚を齎してくれるんです。

家の中で海外を部分的にでも経験できることは、片田舎に住むわたしにとって本当にありがたいことです。小さいお子さんがいたり身体が不自由な方にとっても、成長の機会や楽しみの選択の幅が広がるでしょう。交通機関を使って地球を汚すこともないので、使い方によっては、より地球にも人間にも優しい手段だと思って、私自身も5年前からオンラインWSを始めています。

同時に、オンラインWSと目の前で行うワークショップは、経験上、全く性質の違うものだとも思っています。だからこそ、またどこかで実際にお会いする形でのワークショップを開催できることも夢見ています。