休養という大仕事。

熱などの症状があるにしろないにしろ、「疲れたな」と思って休むことは、大仕事です。よく休む人がやがて働けるようになるのは自然なことですが、よく働けるけど休めない人は魑魅魍魎に他ならないでしょう。

それが2時間の休養であれ、1年間の療養生活であれ、大仕事をしているわけなのに、少し良くなってくると「休んだ期間を取り戻そう」とアクセルをふかすことは「自分は休んでたんじゃなくて怠けていたんだ」と、自分に言っているようなものではないでしょうか?治療や休養という大仕事をした後に、改めて会社で働くような仕事が待っていて、ずっと仕事続きになる方が、ほんとうではないでしょうか?

人は治りかけのとき/もうすぐこの仕事が終わるという目途がついたときなど、ヤマ気を起こして、逆に悪くしたりしやすいものです。そこでだけアクセルを吹かそうとするのではなく、同じ調子でどちらかといえばブレーキを踏むつもりでいると、すんなり休養という大仕事が終わるでしょう。

「スマホでニュースをチェックするくらいはできる」「本くらいは読める」「ちょっと部下に指示を出すくらいならできる」とヤマ気を起こして、自分に対して「怠けている」というメッセージを送るより「休養という大仕事が完了したら、次に進む」という潔さを携えて生きていきませんか?