宝探し

「無意識にやってしまった」というと、だから無責任でいいというニュアンスが入ったり、ご本人としては呆然とした感じが入ってくるのかもしれません。

でもこれは、無意識そのものを誤解していて、無意識さんがかわいそうに思えてきてしまいます。無意識の働きの代表は、心臓など内臓を動かしてくれることです。考えてもとてもできないような大仕事を、いつもやってくれている偉大な存在こそが、無意識です。

もし、無意識に何かをできたら、そこにはそれをしたという記憶がちゃんとありつつも、淡々とできてしまいます。例えば「午前中に引っ越しの準備を終えてしまう」といった、意識で考えると到底無理だと判断せざるを得ないことも、無意識が働いた状態でやれば、さらっとやってしまえて、そこで「できたー!」と大騒ぎすらしません。

意識という有限の世界に留まってがんばるより、無意識の無限の世界で一喜一憂してエネルギーを無駄遣いすることすらしなくていい自由な感触を、そっとあなたに贈ります。