気候変動時代のObento

食べ物の持ち込みOKな、特急や新幹線などで長く移動するとき、お弁当を持参します。(Obentoで海外でもかなり通じます)節約しているわけでも、お弁当作りが好きなわけでもなくて、外であまり「いのちを力づける」本物の食べ物が売られていないからです。いい成分が入っていても、その倍以上悪い成分が入っていたり、食べ物に見せること・おいしそうに見せることにしゃかりきな、自己主張の強いそれは、いのちを害するのを身体でありありと感じるので、そもそも食べ物としては認識しません。

それで、気温の変化も激しいし、温かいスープやお粥以外は外だと口に入れづらい(けがれた空間で、消化能力が落ちる)ので、今はやりのフードジャーを買うことにしました。サーモスの水筒を数年使い、いいと感じていたので、やっぱりサーモスにしました。届いてみたら、かなりの容量で驚きましたが、スプーンもついているから、急いでいてお箸などを忘れてもOKなありがたい作りです。

最近はあれもこれも可能な多機能のものが、ジャンルを問わず増えていますが、わたしは単機能に絞ってみるようにしています。「これだけは絶対担保される」を目指し「これ」に集中して選ぶ方が、結果的に「~だと思ったのに」と思うこともなく、また「あれ?これもできるの!ありがたい」となります。

例えば、約10年前に買った洗濯機についている「風乾燥機能」が、外干しゼロの今、本当に大活躍なのです。風乾燥を15分でもしてから、衣類乾燥機を使うと、乾くスピードが違います。そもそも、洗濯機から洗濯物を取り出すときに、軽くて「水分がだいぶない!」と感じられます。熱を使わないので、素材に拠りませんし、今頃になって、風乾燥機能をつけてくれたメーカーさんに感謝しています。

だから、本当に単機能のものを買おうとするのではなくて、単機能で見て他の機能がついている分にはむしろおいしいくらいなのです。求めすぎない態度で、生きてみて下さいね!

中期的に、80~90%最適化する

100円ショップの競合に、無印良品なども入ってくると思うのですが、わたしは100円ショップで必要なものと出会えたことは、あまりないのです。出会い率が一番高い、つまり自分にとって相性が一番いいのは、そうした界隈では3COINSです。

しかし、そんなわたしでも100円ショップで「これは!」とリピートしているのは、ソフト竿グリップです。(こちらと同じだと思います)ピタットはまるので、台風ではない強風時に全くずれずにいてくれるんです。(台風が来た時には竿を家に入れます)

最近「100円ショップだけど、必要なものがあった!」と思ったのは、冷蔵庫のドアポケット用仕切りです。ついでに、毛玉ブラシで取れなかった毛玉を取ろうと、毛玉取り機も買いましたが、毛玉とりブラシの優秀さを再認識する運びとなりました。

どこかの時点で最適化したつもりでも、ライフスタイルを変えたつもりがなくても、気候変動や周りの迷惑行為など外的要因で、変更せざるを得ない部分も出たりして、やっぱりいつの間にか少しずつ変わっていたりします。そういう時に「今日は文具の不快をなくそう」「今日はキッチンの不快をなくそう」のように決めて、それらを解消してくれそうなお店で地道に一つ一つ商品を眺めてみると、必要なものが見つかって「自分はこんな風に変化していたのか」と、気づかされることがあります。

短期間で最適化しすぎるより、中期的に8~9割くらいは最適化する感じで、こうした事を続けていくと、一番効率的だろうという感じがしています。最適化する率を7割くらいまで落としてしまうと、今度は自分の変化に気づきづらくなってしまうので、8割以上を狙ってみて下さい。

最悪の手前を想定して、スクラバー

色々新調する中、緊急避難グッズに入れている洗濯板も、より選択しやすそうなスクラバーに変えました。

(主に海外の)シャワーに難があるようなホテルに宿泊経験があったり、自分は行き先に着いたのに荷物は届かない事件を経験した人は「旅先でも使いやすそう!」と、思えるんじゃないかと思います。洗濯機を回したくない夜中、ワンピースなどちょっと大きめのものを洗濯したい時にも使えそうです。つまり、日常にも十分生き生きと根付いてくれそうなところが、わたしは気に入りました。

災害も「ここだけすごくひどい」といった局地的なものや「生活はできるけど、このエリアだけ電気が止まっている」といったじわじわ疲れるものなど、バリエーションがふえました。避難所に缶詰めとはまた違う、最悪の手前のケースを想定したときに、電気だけでもとまれば洗濯もできないわけです。

みなさんは、最悪の手前のケースを色々想定して、準備してきましたか?ちなみに、わたしは避難グッズに、リラックスできるハーブティや精油も入れています。緊急時も少しすれば、リラックスしないと、身体が持たなくなります。お子さんのいる方は、トランプやあやとりのような、かさばらないけれど遊べるグッズを入れておくのも、オススメです。

せっかくだから、より今の日常も生き生きさせてくれるアイデアに出会う機会として、緊急避難グッズをそろえてみませんか?

鮮度

わたしは醤油や酢などの瓶物は、原則として年に一度のまとめ買いで済ませています。そんなこともあって、醤油の鮮度は気になっていました。

もっとも、昨年醤油はつくったので、来年は買わなくていいか、少量買えばいい状態に入れます。ただ、できあがりを待っている醤油は、その後状態を変えることで味を選べるのです。火入れも濾過もしない生揚(きあげ)醤油/濾過だけして火入れはしない生(なま)醤油/濾過も火入れもする生(き)醤油の3種類を、楽しめるのです。自分でつくるからこそ、市場に簡単に出回らない味や香りを楽しめます。

酵母菌などの微生物が生きたまま常温で流通がNGなため、醤油だけでなく塩麹なども、売られているものはそれ以上発酵しないようになって、その分恩恵も少なくなっています。しかし、自分でつくれば、ある程度その恩恵にあやかれます。

ただ、特に生揚醤油は、夏に産膜酵母といわれる白カビ(人体に害なし)が発生しますし、一度にたくさん作るからやはりすべてを生(なま)誌醤油や生揚醤油でいただくことはできません。だから、やはりなるべく空気にふれないといいなと思っていたら、この醤油さしに出会えました。

食べ物のほうは真空保存で鮮度を保てるので(賞味期限を伸ばせるので)、これで時間がある時の作り置きがさらに機能します。

鮮度が保たれた方がおいしいし、より健やかでいやすいと思います。せっかくいのちを頂いているのだから、そのいのちを大事に扱っていける工夫を、また見つけられたらいいなぁと思っています。

新調が止まらない

この冬は色々新調していますが、今回はいい商品に出会ったので、長めにご紹介します。

台所のスポンジ置き、今まで無印良品の置き型ラックにしていたのです。しかし、スポンジ置きとしては幅が大きく、掃除するときに微妙に邪魔で、もうだいぶ使ったので、こちらも買い替えることにしました。

それで、キッチン用品屋さんで出会ったのがカナダのメーカー“umbra”のこちらです。大した力を使わずにグネグネ曲げられるし、曲げた後はきちんと固定されます。スポンジ二個まで乗るし、掃除のときにもこれごと片手で上にあげればいいだけなので、非常にスッキリしました。

ちなみに「他にもこういうナイスアイデア!な商品を作っているかも」とumbraの他の商品もオンラインで見てみましたが、わたしにヒットしたのはこれだけで、何だかちょっと笑ってしまいました。

あなたのいる空間のちょっと嫌なこと、まずは書き出してみませんか?

気まぐれバルサミコ酢

スーパーで生産者名のところに「山野整理事業」と貼られたいちじくを見つけたのが、今年の秋。推測するに伐採等したら、いちじくもなってたから、ついでに売っちゃおうな感じかな、と。市価の1/2〜1/3の値段でした。

そして冬、その冷凍バージョンを見つけました。いちじくは好きだけど、さすがに食べきれるか心配になる量が、1,000円でした。しかし、冬だからガスの前はあたたかくてよく、保存食作りに向いているため、ほくほくしながら買いました。

昨年と今年に入ってと、二回に分けてつくり、いつものように甘みの種類をかえたりして、遊びましたが、二回目に閃いていれたバルサミコ酢が、おいしかったんです。(冬なので身体を温めるシナモンも入れ、レモン汁の代わりに大量に売られていた無農薬の柚子を絞りました)これから、いちじくジャムを作るときは、バルサミコ酢を加えるのが、定番になりそうです。

そして、江戸期には高級で薬として医師も用いた砂糖が苦手なので、砂糖も甘味料もつかわない保存食をつくりたいなと思っていたら、江戸期には今の砂糖のポジションに麹がいたことを知りました。例えば、いちご+麹でジャムを作れるそうです。

さらには、黒麹を使えばピクルスを作れるそうで、酢大好きのわたしにはピッタリです。色んな実験が、今から楽しみです!

焦る→選択肢増やそう

どこでもガンガン動けて、昏々と眠ることがない状態を目指して、都市部(辺境でないところすべて)で運動したり薬を飲んだりしながら、焦っていませんか?この焦りは、あなたがあなたのいる現実を「選択肢がない」とみていることからも、来ています。

ライフスタイルは無数にあるのに「東京でしか生きていけない」「飛行機に格安で乗れるこの会社でしか働けない」、そんな風に思い込んで「ここでしか生きていけないのだから、ここに順応しなければ」と焦ってしまうのです。

そう言われるとさらに「情報の探し方がまずいのかも」なんて、考えを展開していませんか?そうして、情報を追い求める練習ばかりして、やっぱり焦っていませんか?

そもそもが狂っているのです。そもそも、どこでも動ける生物は存在しえないし、ライフスタイルは無数にあるし、幸せとは誰かに判定されたりそうなる条件を知るものでなく実際に感じるものだし、情報ハンターになる練習より空間や情報や人の質を感じられる身体を養う練習が、人を人足らしめます。

空間や情報や人の質を感じられる身体をつくれていない人間社会だから、物質を最重要視し、「食べたいと思ったら、飛行機で日帰りしてでも食べに行きます」が行動力として認識されるまでに、人類は堕落したのです。

この世のすべてに限界があるのだから「とにかく運動するのはいいことだ」のような、万能な解などなく、必ず「こうした場合に限り」という条件がつくに決まっているのです。それすらわからないほど、傷ついてしまいましたか?

微生物にとっての天国

何年か前に流行った50度洗い、まだ未経験なんですが、寒い冬の内に試してみようかな〜。

さて、植物は動くことができないからこそ、細菌や虫から身を守れる皮を生むなど、比喩として「知恵」とも呼べそうなものを、持っています。

少し前にはじめた、ベジブロスはその恩恵にあやかろうとする、玉ねぎの皮やりんごの芯やカボチャの種やにんじんのヘタやキャベツの芯などを、あくまでも低温でコトコトにこんでとる、野菜の出汁です。

前述の「知恵」は、フィットケミカルと呼ばれる栄養素で、熱に強いことで知られます。

だしを買う量を減らせるからお財布に優しく、ヘタや種をためておく袋はカラフルで楽しく(冷蔵でつくる方が、味が良くなるそうだが、私は気楽な冷凍派)、さらに狙い通りゴミが減り、結果としてやはり自由に使える時間が増えます。

根菜類はたいてい長期保存が可能ですが、それもフィットケミカルのおかげで、免疫力アップや老化防止に効くそうなので、こちらは副次的効果として楽しみにしています。

サプリメントに走りお金も出ていきゴミも増えるより、ホールフードをとったり発酵の力に委ねて、結果的にお金も時間も手元に残ってゴミは減り、日々の楽しみも増える方が、自分の身体を微生物にとっての荒野にしないでいられそうかなと、思うんです。

その存在を知らない微生物がまだ地球上にたくさんいるでしょうし、そのシステムは間違いなくよくできていると思うので、そちらを尊重したいのです。微生物にとっての天国な身体、目指しています!

ついに、布団乾燥機。

現在の住環境が抱える臭い問題(両隣からの迷惑行為)に加え、それを差し引いたとしても、あまりにもすっきり晴れない日が増えてきました。

雨の後晴れても、田畑に囲まれているためそこでの水分量が変わらないから、特に布団は下手すると、干した方がより水分を含んで重くなってしまうのです。また季節を問わず、かなり空気の悪い日も増えてきました。徒歩2分で入れる山が霞むなんて、なかなかの汚れ具合です。

昨年1年は、さまざまに工夫を重ねて様子を見てきました。が、ここにきてこれ以上工夫を重ねる方がコスト高になると判断し、布団乾燥機の購入に至りました。干さなければ、単に布団が重くなるだけでなく、布団がけがれるので、当然睡眠は浅くなります。年に1度クリーニングをしていましたが、それだけでは追いつきません。

布団乾燥機は、室内の温度を上げてしまうので、冬はむしろプラスですが、夏は使えないでしょう。しかし、半年間ストレスが減るなんて、素晴らしいし、吸湿シートなどを使うより買い物の手間もなく実際の費用も安く抑えられます。

311を経験して、電気に頼る心許なさがよくわかっているので、上のように効用の限界を明確に設定して、購入しました。使ってみて、真夏の太陽には負けますが、冬の日差しを上回る効果は得られています。

新しいものを取り入れるときに躊躇する人は、買った後の失敗を恐れているようで、実はそのものの雇用の限界を明確に設定していないからこそ心に迷いや揺れが出るだけだったりします。

我慢することでがんばっているつもりになる方もいらっしゃいますが、我慢とは思考停止状態です。ストレスや心理的側面も含めたコストをきちんと見て、判断していきましょう。

素の方が素晴らしい

味噌づくりの時期になりました。味噌の発酵に関わるのは、ハロフィルス菌(乳酸菌)やペディオコッカスという善玉菌で、前者は醤油の発酵にも関わるそうです。「そうなんだ~」と思いながら、作っています。

腸内細菌の構成マップは、いわば指紋ともいわれますが、味噌や醤油などの発酵食品がそこに大きく貢献してくれることを考えると「同じ食事を共にすることの深みが見えてくるな!」と思います。

一日に推奨される栄養素の種類や量はありますが、タンパク質そのものを取らずとも、腸内細菌の力で十分なタンパク質を摂取できることも、分かっています。もちろん、その人がどんな腸内細菌を持っているかに拠りますが、でもそうなると「食糧難だ~タンパク質が不足する」という発想が砂の城のように、ボロボロと崩れていく感触が生まれて来ませんか?

脳一辺倒で色々支配しようとがんばる人も多いですが、例えば消化管(口~肛門)は、脳とは独立して機能する、独自の神経系を持っていますから、そうは問屋が卸さないのです。

わたしたちって、もともとすごくって、ただそのすごさを発揮していくには、自分だけでなく周りもすべて自然であるよう、とにかく理にかなっていくことです。理を生きていけば、周りも必然的に本来の力は取り戻しますし、理を進化できるならば、理を生きようとするすべてが、一気に底上げされます。ずっとそこに希望があるな!と思っています。まずは、もともとのすごくて素敵な素の姿に、あなたもひょいっと戻ってしまいませんか?

大便をリ・デザイン

大便の1/3が食べかす、1/3は新陳代謝で剥がれた腸粘膜、1/3は腸内細菌だそうです。大便1gに1兆近い細菌がいるなんて、ひとりぼっちで生きてるつもりのみなさん、目が覚めました?

ちなみに、地球の重さの内、1/3が水、1/3が土、1/3が微生物だそうで、大便と類似性があり「わたしたちはほんとに地球の一部なんだなっ!」という感じがしませんか?

大腸は、人体図で見ると上行結腸と下行結腸が同じ長さに見えたり、直腸がうんと短く見えたりしますが、実際には大腸の半分以上が「S字結腸40cm+直腸40㎝/大腸全体150cm」で占められているそうで、驚きました。便が固形になるのはS字結腸に入ってからで、横行結腸ではパンをこねるような動きがされているようです。トイレに行くのを我慢したりして、こういう動きを邪魔しないであげたいですよね!

ざっくり書くと、認知症の状態にある方と自閉症の状態にある方の腸内細菌を調べると、悪玉菌が多いことが分かっています。また、腸内細菌の中にはエストロゲンを創り出すものがあることから、腸の状態と乳がんの関連なども解明され始めています。アレルギーと腸の状態の関連なども、以前から指摘されてきました。

毎日の大人の理想は「バナナ数本分×草食動物のような薄めの色や明るい色の大便」だそうです。わたしたちは、生まれた瞬間には善玉菌をもっておらず、授乳後に善玉菌を持ち始め、また自然分娩時に産道で赤ちゃんが飲み込む母親の細菌も、免疫力となっていくそうです。何事も自然であれば、理にかなうことが知らず知らず含まれていきます。

腸内環境をよくしながら、そのためにきちんと自分のお尻から出てくるお手紙をよみ、地球環境との相似関係を感じて、大便をリ・デザインしましょう。

それは即ち、地球環境もよりよくなるよう、リ・デザインされた行動をはじめるということですね!無論、ライフデザインにも反映されていきます。

食べ物だと、信じる?

立春の単発コーチング、お申込みは明日までです。

さて、実際のところ、皆さんのほとんどが食べ物だと「信じる」ものすなわち、食べものだと「認識しているか」によらずとにかく「信じている」ものを、私は食べ物だと「認識していない」ですし、それでもそれは食べ物だと「信じよう」とはしません。

世の中には、教祖不明の教義不明の「宗教」がたくさんあって、食べ物に対する姿勢もその一つです。

食べ物だと感じられないからこそ、食べ物だと「信じよう」と言う動きが生まれてしまうし、だからこそ「信じられない(疑い)」と、様々な分析をしたくなるのです。

食べものはそもそも「信じる」対象ではありません。まずは、この場所に戻ってくれると、幸せや健康がもう少し身近に感じられてくるだろうと思います。

不和の要因は清潔度

もうすぐバレンタインですね。

結婚するときに「価値観が共通している」「趣味が一致している」「お金の使い方が似ている」「嫌いな物や人が同じ」と言った事は考えても、きれい/汚いに対する反応度合いは、重視しなかったのではないでしょうか?

掃除をしても気づかない旦那さんや、部屋の隅のほこりに気づかない奥さん。左記の例は、目に見える汚れの話ですが、目に見えない穢れへの反応とも連動します。つまり、きれいになったことに気づけない人は汚れにも気づけないから、パートナーを傷つけたことにも気づけず、夫婦間の不和をうんでいくのです。隅の埃に気づけない粗雑さは、パートナーの疲れや隠し事に無頓着な態度をうみ、夫婦間の不和をうんでいきます。

あなたがご結婚されているとして、夫婦間のきれい/汚いに対する反応度合いには、どれくらい差がありますか?

命を力づけられる喜び

食事がもたらす喜びとは、命を力づけられる喜びです。つまり、命を力づけないご飯が食卓に並べば、食卓はざわざわし、余計なおしゃべりも増え、マナーもおかしくなり、食べ物も粗末に扱うようになります。

水も土も空気も、そこで育つ生き物も、調理する人間も含めみんな汚れていますから、食事をとっても「食べた気がしない」感覚になりやすく、あるいは「食べたくない」と思い始め、バランスを崩しやすくなっています。

強いて言うなら、自分より汚れていないものは食べられるけれど、自分より汚れているものは食べられません。つまり「おいしそうなものがたくさんあって、迷う」とは、そういうことなのです。

凄い技術を持った、世界的に認められたシェフが作るご飯も、残念ながら「素材は良いのだから、そのまま出してくれたらよかったのに」と思うレベルであることが多いのです。工夫を重ねた努力は十分に理解できても、いかんせん命を力づける食事にはなっていないのです。

かわいい器に盛り付けたり、素敵なランチョンマットを引くような飾り付けは、新たな視点は与えてくれても、なかなか命までは力づけてくれません。

調味料にこだわったり、珍しい料理を作ったり、手の込んだ長時間かかる料理を作るよりも、命を力付ける湯豆腐やおひたしのような簡単な料理の方が、子供も大人も呼吸が深くなって、穏やかな幸せそうな顔をします。

命を目減りさせる食事をしていないか、命を力づける食事作りを始めるためのファーストステップは何か、整理整頓から始めてみてください